墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

パンの味 3

2005-03-18 23:00:37 | パン
 昨日訪れた西武立川の天然酵母のパンはおいしかった。特にバナナのパンは絶品。
 さりげないおいしさ。おしつけがましくないおいしさだ。

 今まで勤めてきた八王子のパン屋のパンも確かにうまかった。くせになるうまさだ。特にデニッシュとメロンパンは絶品。すざましいうまさだった。だから、ついてこうと思ったんだよ。
 でも、西武立川の農家が造ったパンでやっとわかった。

 パンはその人をあらわす。その人がパンなのだ。漫画と一緒だ。八王子の店長のパンはうまい。でも、どうだ俺のパンはうまいだろというおしつけがましいうまさだ。くせにはなるがいつか飽きる。
 立川の彼らのパンは見てくれも味も謙虚だ。でも、食べるとじんわりうまい。こんなうまさもあるんだ、とつい目が潤んでくる。俺も辛いんだ。いろいろあるからさ。癒されちゃうよ本当に。
 
 従業員が無理なら、せめて常連になりたい。
立川のパン屋


ハッカー

2005-03-18 22:28:43 | デジタル・インターネット
 妹が旅行中なのをいいことに実家の妹のコンピュータをハックした。手順は以下のとうりだ。

 妹のコンピュータは古いマックだ。OSは9.1。俺の常用OSはOSX。そして、俺は妹のコンピュータを俺の今現在使用している、俺のOSで使いたい。

 用意するものは、ドライバー(鉄の)。俺のコンピュータで使ってるOSが入ってるHD。初期化してもいいHD。

 まず、古いマックにOSXを刷り込む。その為に、初期化していいHDを空きスロットにぶちこむ。そいつを妹のOS9で初期化後、OSXをインストール。これで、古いマックにOSXが刷り込まれた。
 後は、今まで妹が使っていたHDをコンピュータのスロットから引き抜き、俺のHDをぶちこむ。これでハック終了。
 もう、ブックマークも設定も壁紙も俺のものだ。さすが、使いやすい。これからはもう妹の彼氏の写真の壁紙見ながら作業せずにすむのだ。実家でメールのチェックもできる。

 物理的ハッキングである。これからは、俺の事はハッカー内山と呼んでもらってかまわない。てゆーか、ぜひ呼びなさい。
 ちなみに、妹が旅行から帰ってきた時の対処はなにも考えていない


パンの味 2

2005-03-18 12:06:01 | パン
 昨日の夕方、小雨のふる中。モノレールと西武線を乗り継ぎ、前から一度行ってみたいと思っていた立川のパン屋を訪れた。

 パン屋の名前は書かない。パンマニアの間の有名店なので検索で来られるとやっかいだからだ。今はパンファンの方々とたわむれている余裕が俺にはない。

 農家を改造し、畑で採れた無農薬野菜を素材に石釜でパンを焼いている。不便な場所にあるのにパンマニアの間では有名な店で遠く八王子の俺の勤めていた店でも噂は聞いていた。
 西武立川の駅をおりて、五日市街道を350mlのビール片手に歩いて行く。飲み終わり、公園で小便してやっと着くぐらいの距離だ。

 もろ、普通の五日市街道沿いの農家だ。普通の顔してケヤキも生えてる。看板のみがパンを販売している事を伝えている。俺はこういう農家の近所で育ったもんで、なんだか、ひとんちに勝手に入るようで中に入るのに気が引ける。商売臭さがあまりに希薄だ。
 中の親父に怒鳴られたり、犬に吠えられたりはしないかとビクビクしながら奥に進む。こういう勝手知らない他人の家に案内も無く侵入すると、つい「朝日新聞の集金に来ました!」と言いたくなる。でも、今日は集金ではない。客だ。偉いのだ。

 ちょっとした庭。そこを抜けて、奥の喫茶もある店内に侵入する。中に入るとレジの奥に若い眼鏡の女性。試食をすすめてくれる。
 養蚕に使っていたという倉を改造した、店内の内装はかなり良い。やはり古い建物は良い。時間だけは金をかけても買えない。とりあえずトレーを取りパンを選ぶ。パン達は素朴で優しい表情をしている。
 
 バナナのパンとバケット。すぐ食べられるグリッシーニというチーズのパンを選び、レジに行く。落ち着いた店内。優しそうなパン。

 あぁ、こんな店で働けたら幸せだよな。

 今日は偵察だけのつもりが、つい言葉が口を出てしまう。

「あの、失礼ですが、従業員の募集などはなさってはいないでしょうか?」
 
 仕事中にアポもなく、不躾な俺に親切に対応して頂いた。今はいっぱいだが、空きがでしだい連絡していただけるそうだ。

 帰り道、グリッシーニをほおばる。おしつけがましくないおいしさ。造る人の性格が伺えるような優しいパンだ。
 晴れた日に今度は純粋に客としてお茶でも飲みに来よう。そう思った。

 ところで、ビールを飲み、公園で小便をたれた後、手を洗わずにパンを食う俺はエンガチョである。


パンの味

2005-03-18 09:53:18 | パン
 実は勤めていた八王子のパン屋のパンはうまかった。毎晩、夕食を売れ残りのパンですませていた俺が言うのだから、間違いは無いだろうと言い切る。いや違う!お前の言う事など何一つ信用出来ない。と言って倉庫にあんこをさがしに行き「ほら、あったじゃないか!」と怒る店長のような方はすいません。俺が悪いんです。

 そんなで、パン屋を辞めこういう結果になった今。思うのはこのブログで、俺が住んでたアパートの住所やもより駅を書かなくて良かったということだ。ホントはリアリチィ追求の為にはもより駅の名前ぐらい書きたかったんだ。でも、八王子は広くて狭い。もより駅名を書くと俺の勤めていたパン屋の名前が一発でばれてしまう。
 住んでたアパートの名前ぐらいは書いておこう。ひまわりハイムだ。日当たりが良い。


いろいろ

2005-03-18 09:25:48 | 駄目
 いろいろあって、八王子のパン屋をクビ同然で辞めてきた。今は立川に居る。店長の言うところの「辞めさせてやった。」をくらったのだ。もちろん、使えない俺が悪いのだ。だが、釈然としない気持ちは残る。
 そんなで、八王子のパン屋に勤めていた三ヶ月の間、本当にいろいろあったんだよ。班長なら「いろいろのいーから聞かせてもらおうか。」と突っ込んでくれるんだけど、みんな別に聞きたくも無いだろうから、いろいろはそのうち気が向いたら書く。
 そんなで、その他にもいろいろあってさ、どん底気分を味わっているよ。どんどんどん底、どんがどん。俺の何が悪いってのさ。生まれてきてすいません。
 噂では班長が某店のチーフに就任するそうだ。おめでとうございます。できれば、その店で働きたいよ。