いいたい事

黙っている人間に黙っているから何を考えているかわからない。と言う奴は嫌いだ。それは、オシに口をきけないから発言権はないと言っているのと一緒だ。しゃべれても口をきけない事だってある。 お前には想像力はないのかと言いたい。

梅

梅を見てほしかったんだ。ほら、逆光から見る梅ってキラキラしてきれいだよねって、わかって欲しかった。 でも、なんか相手にしてくれなかったから、いいやと思った。人はそれぞれ価値観がある。俺の綺麗を押しつける必要はない。 雑貨屋で気が入ってないと怒られた。でもさ、俺からすりゃダサイ目覚まし時計だ。さっきの梅の方がよほどキラキラしてた。それに学費を貯めるのが最優先なんだよね？という気持ちがあった。だったら、量販店のさらにダサイ目覚ましで十分だ。機能は一緒だ。 俺は気分屋で、いちずだから、学校見学の後で無駄な買い物なんかしたくない。その日だけでも学費の為、倹約しようとか思う。その日だけだけだどね。俺は泣き虫でズルイので、こういうところで、こういう事を書く。せめて後日、彼女の目にふれる事を祈りながら。 俺はずるい。俺が変わらねばならない。 そんなだ。

俺は嫌われる

どうも、俺は人から嫌われる。どうしても俺の挙動が他人には許せないらしい。今の店の店長にも嫌われている。全否定ではないが、部分的にどうしても俺が許せないらしい。 従順な犬になりきる事を彼は俺に望む。俺は必死で、それに答えようとするが、どこかに媚びや、反抗心が見え隠れしているらしい。それが彼の精神を逆撫でするようだ。 今日は彼女にも嫌われた。人の顔色をみないでとキッパリ言われた。 俺は駄目なのだ。どうも駄目だ。どうやら人のワガママを増長させる態度をとっているらしい。 そのくせ自分がホントは超ワガママだからワリがあわない。たぶん俺は明智光秀の生まれ変わりなんだろう。 日本史で一番好きな人物は織田信長。一番感情移入できるのは明智光秀。 それだけ。

タコ

　足の裏のタコが厚くなってきた。立ち仕事だからね。それにくらべ、十代から二十代後半まで俺の右手の薬指にいらっしゃったペンだこはきれいに消えてしまった。
　足の裏のタコも十年も立たないでいればきれいに消えるだろう。人のからだなんてそんなもんだ。
　ところで、「足の裏が熱い」で検索して、ここに来る人が意外にいる。うさぎが教えてくれる。みんな、足の裏があついんだなぁ。