墨汁日記

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職務質問

2004-08-31 23:32:15 | 仕事
 つい、さっき家に帰る途中で、警官に職務質問された。
今日は遅番だったので、仕事が終了したのが夜の9時半過ぎ。家が近所の班長と立川の駅前にある職場から、二人一緒に自転車で帰宅。
 今日に限って、「班長いい裏道があるんですよ。」と俺が先導して帰路を急いでいると、前方からチャリの二人組ポリスが接近して来た。
 普通、警官はなにげない顔して通り過ぎていけば、なにもとがめない。なのに今日は二人ともグタグタに疲れていたので、そんな事を忘れて、ついつい見たまま、感じたままをしゃべってしまった。
「うっちー。やばいよ。おまわりさんだよ。」
「うわ、本当だ。二人とも無灯火っすよ。」
 そんな、あからさまに自分達に対して「やばい」とか言う人間や、声に出して自分の罪を宣言する馬鹿を、無視して行き過ぎる程、日本警察は甘くも寛容でもない。当然すぎるほど当然に。
「はい、そこの無灯火の二人とまって~。」御用である。
 あの、俺たち二人とも明日は四時半起きの上、すごい疲れてますんで、おてらわやかにお願いします。
「君たち、自転車の無灯火はいけないな。防犯登録はしてある。」
「はい、もちろんです。名前は内山憲久です。」と、登録証を指差す俺。
「してません。」ふてくされる班長。
「そう。実は、ついさっき、そこのサンクスでけんかがあって。今、自転車で二人連れという特徴の男性を確認中なんです。」
そうか、無灯火は本件ではなかったらしい。て、ゆーか。自転車で二人連れって特徴は、あんたらにも当てはまんじゃん。
 警官は俺の防犯登録確認後、身分証の提示を要求。俺はただちに免許所を取り出し警官に見せる。
「これが免許証です。期限は今年の誕生日までです。」
ザッ。なんとか、かんとかー。と、無線で確認後。
「あー、本当にこの近所に住んでんだ。じゃ、ライトは早めにつけてね。」と俺たちは解放される。
「わかりました。ご苦労さまです。」と最後まで善良な一市民の俺。
 警官から解放され、しばらくいったとこで俺は班長に謝る。
「すいません班長。明日はやいのに。よけいな裏道をとおらせちゃったばっかりにこんな事に。」
「本当だよ。だからいつもの表通りから帰りゃ良かったんだ。」
 ほんと、すいません班長。でも、早く解放されたい一心で俺があんなにも協力的態度で警官に対応してたのに、班長は「してません。」の一言しかしゃべらんかったんですけど。なんか、職務質問の間ずっとふてくされてたし。
 ま、とにかく一番に悪いのはサンクスで喧嘩した馬鹿たちだと思う。