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小学校時代のカメラ

2009年03月12日 | カメラの話
ヤシカ16は父親が持っていたのをいじって遊んでいただけだったのですが、その後、小学校の時(4-5年生?)に買ってもらったのが、オリンパスEEです。(年代からすると、EE2だと思う。)

オリンパスペン。ハーフサイズによる小型軽量化、リヤワインディングによるシンプルな巻き上げ機構、高品質な描写力を持つDズイコーレンズ、美しく使いやすいデザイン。独創的な発想を凝縮したペンは、1960年代から70年代にかけて、ハーフサイズカメラの大ブームを引き起こしました。ペンシリーズの累計販売台数は、1700万台を超えています。この後、ペンシリーズの独創性は、伝説のハーフサイズ一眼レフシステム、ペンFシリーズを生み出します。

使いやすさに徹したオリンパスペンEEは、昭和36年(1961年)の発売です。
「固定焦点」「シャッタースピード1/60秒」「露出は絞りの自動調整」と、機能を合理的に割り切ったオリンパスペンEEは、ボタンを押すだけで、誰でも簡単に美しい写真が撮れるカメラでした。 価格は10,000円。このEEシリーズは、8機種まで展開し、ペンカメラが広く普及する原動力となりました。
オリンパスのHPより。

1970年頃なので、少しあとの機種になっているんだと思うのですが、ほぼこの形でした。
ヤシカ16は絞りだのシャッター速度だのダイアルがあったのですが、これは何も無かったように思います。つまりフルオート。(オートフォーカスでは無いですが)
レンズの周りにあるのが多分光量センサー。いっても、この頃はフォトダイオードなど無いですから、セレン光電池という素子を使っていました。距離はレンズリング部分で調整しました。

小学校からいつまで使っていたか・・・分かりません。
フィルムを見たら、高校の時のフィルムはフルサイズの次のカメラになっていました。




オリンパスペン EE2
1968年~1977年3月
型式:ハーフサイズレンズシャッターカメラ
レンズ:D.Zuiko 28mm F3.5
焦点調整:固定式 4m
ファインダー:アルバダ式ブライトフレーム 0.5倍
露出計:セレン光電池、プログラムEE方式
フィルム感度対応範囲:ASA25~400
シャッター:オリンパス製1/30.1/250秒自動切り替え(後期型1/40.1/200秒)
シンクロ接点:X接点
フィルム巻き上げ:リア-ワインデイング式
電源:セレン光電池
サイズ:108x66x42mm、335g
発売価格:11.000円

*1:セレン光電池について
鉄やアルミニウム板の上にセレンの薄膜を塗り、その表面に金属半透明膜を蒸着したもので、光を当てると発電する。寿命は非常に長く、劣化の原因は、セレンそのものではなく、周囲の金属や電極がであることがほとんどである。数十年前のセレンが今でも使えることは決して珍しくない。低照度で起電力が落ちることと、光の変化に電流の変化が鋭敏に追従しないのが欠点と言われる。

オリンパスペンの詳しい説明はこちらが良いです。