この漫画は、ロバート・A・ハインラインの『輪廻の蛇』が元になっている
この…「輪廻の蛇」マジでメビウスの輪みたいな話での(笑)
孤児院の前に捨てられていた娘。
A子ちゃんが目の前に現れた男と恋に落ち、やがて女の子を産むが、
男は子供を連れて何処かへ消えてしまう
失意のA子ちゃんは病気になり、ある治療で男性になってしまう
酒びたりになったA子ちゃんは、
酒場のバーテンダーからタイムマシーンの話を聞く
自分を裏切った男に復讐するため、男性となったA子ちゃんは過去へと旅立ち
娘時代のA子ちゃんと出会い恋に落ち、子供が生まれる
産まれた子を男性のA子ちゃんは、もう一度タイムマシーンに乗り過去へ行き
孤児院の前に捨て…自分はバーテンダーとなる
ある日、バーテンダーとなったA子ちゃんの前に、
男性となったA子ちゃんが現れ…
ってな話である。
多分…一回読んだ程度では解らんじゃろう
も一回書こうか?(アハハハハハハ)
この手塚治虫氏の「キャプテンKen」は、ウワサを聞いてはいたが
お目にかかるのは初めてである
今回も、漫画友達のトミーさんからお借りした
手塚治虫氏お得意の、男だか女だか解らない設定と
影響を受けたハインラインの、卵が先がニワトリが先かってな設定に
舞台が遠く離れた火星で、
人間に迫害されている火星人をキャプテンKenが救うという
そんなヒーロー的な要素もある漫画に仕上がっている
話は少し変わるが…
この漫画の「あとがき」を中島梓さんが書いている
先日、亡くなった中島梓=栗本薫さんの作品を私は若い頃に漁るように読んでいた
なにせ…凄い女性での
推理小説から時代小説、SFにファンタジー
あらゆるジャンルを同時進行で書ける奇才であった
年間に書く本もゆうに20冊以上超える年もあり
次から次へと出版される本の嵐に、読者は嬉しいやら小遣いが続かないわで
悲鳴をあげていた(笑)
こんな書き方をして、体を壊さないもんかとの読者の心配をよそに
出産に舞台に音楽へにと活動の幅をどんどんと広げていった
小説を書くスタイルも居間で家族と話しながら書いていると読んだ事がある
彼女が書く小説が面白いのはもちろんなのだが…
彼女の書く「あとがき」もまた実に面白い(笑)
日常生活であったこと、現在の活動状況、今興味のあること
様々な話を面白くかつ楽しく書いていた
ある時期から着物にエラク興味を持ったらしく
2度目に出演した「ヒントでピント」というクイズ番組出演時に
素敵な着物を着て、毎回視聴者の目を楽しませてくれていた
派手な柄の着物より、渋い着物に半襟などで刺し色した
江戸末期のような、オシャレな遊び心が表れていたと記憶している
さて、その「あとがきの女王」がどんな風に手塚作品を料理しているかと言えば…
「腐女子系へ持っていこう、持っていこうっとしている」(アハハハハハハ)
この、キャプテンKenの漫画にエロチシズムを感じると言うのだ(笑)
なるほど~~~
キャプテンKenには、彼と顔がよく似た女の子が登場する
確かにKen君は、女の子と間違えられるほど
クリっとした大きな目に、バチバチとした長い睫毛を持っているし…
とっても可愛らしい顔立ちをしている
Ken君によく似た女の子を好きになる男の子は…
もしかしたらKen君をも好きなんじゃないか?っと彼女は妄想するのである
妄想がエスカレートしていく様が書かれた「あとがき」は面白い(笑)
さすが、小説界で「腐女子世界を確立」した栗本薫さんである
『真夜中の天使』、『翼あるもの 上・下』、『朝日のあたる家』には
私は目が点を通りこし…目が埋没した思い出がある(笑)
埋没したのに、どうして3部作が読めたの?ってなツッコミは受け付けないがの
と言う訳で…この作品、あとがきも楽しめて嬉しさ2倍の作品である
機会があれば、ぜひ読んでみてほしい(笑)
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
頭痛の種から出来た実を食べてみたらどうなるかみたいだね。
中島さん。良く読んでいた。
亡くなった事を報じるTV画面の画像に心を痛めました。
クイズダービーの頃のイメージが強かったもんで・・・
頭がこんがらがるけど、おもしろそうな漫画ですね~(^^)
その、栗本薫さんのあとがきも是非読みたい(笑)
一時期、私も栗本さんの本を読み漁ってたんですが、何しろ数が多過ぎるので、コンプリートは無理でした。
満点さんのレビュー、とってもおもしろいですね(^^)
またおじゃまします!
ありゃりゃ、
私の書き方がマズかったかの~~(笑)
ハインラインの小説「輪廻の蛇」をベースにはしておるが…
手塚氏の描いたキャプテンKenは、そんなに込み入ってはおらん(ハハハハ)
私もハインラインの小説は過去に読み漁った部類なもんで…
記憶が定じゃないんだが…短い短編小説だったっと記憶しておる
中島さんの小説はオモロかったよな~~
展開が速くって文字が躍っているようだった
よく、コロっと登場人物の名前を間違ったり
設定が不確かになったりしておったがの(笑)
それがまた、作者と読者の絆を深めたようで
面白かった
ほんに、残念な人を亡くしただ~~~
はじめまして~こちらこそヨロシクお願いします
っと挨拶もソコソコに…
アワワワワワワ・・・・・・
エライこんがらがったお話は…
ハインラインの小説の方の話の内容でして…
キャプテンKenの漫画の方は…そんな話をベースにはしてますが
そんなに込み入ってはいないんどす~(笑)
キャプテンKenの話もソコソコに、あとがき中心に書いてしまって
解りにくいレビューになってしまった(ハハハハ)
あの読み漁っていた頃に、ブログでもあれば…
きっとシツコク書いていたと思うんですが…
グインサーガを途中で諦めてしまった私は、栗本薫作品から
少し遠ざかっておりまして…(笑)
記事にしようかどうしようか迷ってました
そうしたら、昨日読み終わったキャプテンKenのあとがきで…
栗本さんと出会ってしまいましての
こりゃ、書けってなお告げかもっと勝手な解釈をして書きました(笑)
たいして調べずに覚えているままを書き連ねてしまいました
変なブログをやってます。
これからも一緒に遊んでください~よろしくです
中学生の時、自分の描くマンガのあらすじを考えていて、タイムマシンで未来へ行き、自分の息子と恋におち…てな話を考えてました。SFの古典中の古典、タイムマシンものですね。中学生が考えそう。(笑)
でもこれは他の部分の話が重要で、けしてケンの素性の謎だけの話ではないので、今読んでも面白いでしょ。
手塚治虫、ハインライン、栗本薫
「わぅ!」思わず叫んでしまう。。。
3人そろってツボだわ~♪
でもハインラインの「輪廻の蛇」は未読。
「夏への扉」よかったですよね!
「輪廻の蛇」おもしろそうですね。
土、日かけて探してみます(ブックオフで)
栗本薫さんも好き!
(グインサーガは読んでませんけど)
大道寺家の因縁話「六道ヶ辻シリーズ」は
面白くってかなりはまりました。
もちろん腐女子系の要素大ですよ~^-^;
闘病中だと知っていたのですが
突然の訃報でびっくりしました。残念です。
はい。中島梓さんも
手塚治虫氏お得意の「とりかえばや」について
語っておられましたです
リボンの騎士にもみられる
男なのか女なのか?ってなお話っす(笑)
あとロボットの馬
手塚治虫氏は…馬の絵を描くのが上手ですの~
手塚治虫展で自作の昆虫図鑑を見ましたが
やっぱり細部まで見て描くのが得意だったのかな~なんぞと思いました
なんと!トミーさんも中学の頃にタイムとラベルのお話を漫画に?
私が中学の時は…腐系の小説を書いて
クラスで回し読みしておりやした(ハハハハハ
これも、中島梓さんの影響です(笑)
私がハインラインの小説の中で一番好きなのは
はい。「夏への扉」です~~~
何度かの引越しを繰り返し
持っていた本を売りながら移動しましたが
この「夏への扉」だけは…持ち歩いています
最初、読んだ時はビックリしたな~~
ワクワク・ドキドキの連続でした
栗本薫氏の
大道寺家の因縁話「六道ヶ辻シリーズ」
ん~~~。これは読んでないっす~
腐女子系要素タップリですか?
(アハハハハハハハ)
私も栗本さんで腐系小説を知ったので
これは読んでみようかな~~っと思います
面白そうな小説を教えてくれてありがとうございます~
本当に惜しい方を亡くしました
まだまだ沢山の本が読みたかったな~~
グインの最後も知りたかった
残念です。本当に残念。
じゃ明日にでもBookoffでも行ってくるかァ
「輪廻の蛇」も面白そうだ~
ブックオフ…って
行くと大量につい買ってしまうもんで(笑)
最近はダンナを連れて行くようにしてます
そうするって~と
ダンナがストッパーになるでやんす
(アハハハハハハハ)
既に本棚を出た本たちは…押入れから溢れだしています
ああ~~本の部屋が欲しい~(笑)