もう、何度か登場している
昔飼っていたトラ縞メス猫の「石川五右衛門」(ルパン三世出演)と
私との生活を少しお話しましょう。
当時私は…継母と父親との離婚を機に
高校3年中盤から家を出て
昼は学校、夜はバイト生活と毎日忙しく暮らしておりました。
4畳半のバス無し、トイレ共同、家賃1万5千円の
ボロアパートで暮らす日々、
縁あって、知り合いから貰い受けた「石川五右衛門」(猫)と
細々ではありますが、楽しい生活を送っていたのです。
冷蔵庫も買えず、もちろん洗濯機もなく、ナベ一つと布団一組。
北海道に暮らして居ましたので、夏以外は窓の外が冷凍庫。
ビニール袋に入れて窓の外へ吊しておくと…
ガッチンガッチンに凍る冷凍庫を重宝していました(笑)
暖房には人から貰い受けた「コタツ」と「五右衛門(以下ゴエ)」
最初、ゴエが我が家に来た頃は手乗りサイズでした。
母である血統証付のシャム猫がお庭で散歩中にトラ縞猫と出来てしまい…
ゴエが生まれました。が…母は子猫達に見向きもしません。
母に縁のない一人と一匹は肩寄せ合うように出会いました。
あまりに小さかったので…育つかな~?っと思いましたが
「生きるんだ!」っという根性だけは大人並に強く
スクスクと元気に育っていきました。
私は犬でも猫でもハッキリと「自分の部下」っという育て方をします。
我が家において甘えは許されません(笑)
なので小さい頃から躾はキビシク!育てました…の、つもりでしたが…。
このゴエは…ちょっと性格がユニークでした。
つまり、私の部下及び手下として育てたハズが…
主人の私の目を盗み
怒られるギリギリの線での駆け引きを好みます(まぁ、猫ですから…)
たとえば、主人の私がゴエとボール遊びをしていた時のお話です。
私がボールを投げて、ゴエがソレにじゃれるっといった
簡単で微笑ましい遊びを一人と一匹はしてたのですが、
間違ってボールがゴエの頭を直撃してしまいました。
「ワザトじゃなよ~ごめんね~」っと声を掛けたのですが
一瞬、クラっとしたのか立ち止まったゴエは
少しフラフラした様子で部屋の隅に行ってしまいました。
で、そ~んなことも忘れて私が本を読んでいると…約1時間後。
後ろから、私の頭を目がけて体ごと体当たりをしてくるヤツが居るのです。
「イテ~っ!」っと振り返ると
私の側にボールが落ちていて
ゴエは走って逃げていきます。
しかも途中で立ち止まり、こちらを見上げ
落ちているボールを見
さも「私しゃ知りませんよ~。ボールが頭に当たったんじゃありませんか~?」
っと笑うのです!(絶対に笑った!)
メチャ、頭にきましたね~コイツ、捨ててやろ~かっ!て思いましたよ。
学業及びバイトで寝る時間の少なかった私は、朝起きるのが苦手でした。
そんな時、ゴエが私を起こしてくれます。
いえ、そんな可愛い猫ではないので…
多分目覚ましの音がウルサかったのでしょう(笑)
「ねぇ~起きて。」な~んて可愛く起こしゃ~いいものを…
あいつは、両手の爪を全開にし猫パンチを私の顔に叩き出します。
「イテー!!」の声と共に、ゴエの顔を張り倒すと
その日に限って見事に命中してしまいました。
肩を落としてトボトボと去って行くゴエの後ろ姿に
「ごめんよ~」っと声を掛けたのですが…
それが無駄な掛け声だったコトに、次の朝気が付きました。
私が寝ている枕元に、まだ目覚ましが鳴る前に来たゴエは
両手の爪を全開にし
私の顔にそっと置きました。
そうして、私が寝返りを打つのをジッと待っておりました。
私が寝返りを打つと、自動的に私の顔にキズが付く案配です。
案の定、寝返りを打ってしまった私は…
その時のゴエの顔ったら…
「私は何もしてませんよ。寝返りを打ったアンタが悪いんでしょう」ってな
少し得意そうな顔を私に向けていました。
もちろん、その朝のゴエの食事は抜きです(ガハハハハ)
誰が主人なのかをハッキリと示さねば(フン)
ある日、友達の猫を預かるコトになりました。
その猫は「猫缶」しか食べません。
ので…数缶の「猫缶」を友達は置いて行きました。
さて、ゴエの食事は…貧乏な私の家では「猫まんま」です(笑)
ご飯におかかに味噌汁のぶっかけですね。
生まれて初めて「猫缶」に遭遇してしまったゴエは
友達の猫を威嚇して「猫缶」をゲットしてしまいました。
まぁ~部下同士の争いに、いちいち主人が口を出すものでもないので
好きにさせておきました(笑)
ところが、たいした食事も出来なかった友達の猫が帰ってしまうと…
ゴエのストライキが始まってしまったのです!
あんなに愛していたハズの「猫まんま」に見向きもせず
断食モードに突入したのです。
断食されてもね~。
食べさせてあげられるモンなら「猫缶」をあげますが…。
3日目。。。。
水しか飲んでいないのでフラフラのゴエは
作戦を変更しました。
彼女はウンPやシッコ系はトイレでします。
(教えていないんですがね~勝手に覚えてしまって…)
洋式便座に座って器用にするのですが
水は流せません。共同トイレなので大変迷惑でした(笑)
そこを、占拠するコトにしたのです。
何時行っても「猫が先に座っているトイレ」って…
アパートの住人には迷惑きわまりなく…。
仕方がないので妥協案として
「猫まんま」に「猫缶」を少しまぶすコトで
納得してくれ、トイレの開放となりました。
そんな一匹と一人の生活に
ある日、青いインコの「ルパン」が飛んで来たのです!
さてもバトルは命をかけたモノになって行きました(笑)
そのお話はまた今度っと言うことで
今日はこれまで。
昔飼っていたトラ縞メス猫の「石川五右衛門」(ルパン三世出演)と
私との生活を少しお話しましょう。
当時私は…継母と父親との離婚を機に
高校3年中盤から家を出て
昼は学校、夜はバイト生活と毎日忙しく暮らしておりました。
4畳半のバス無し、トイレ共同、家賃1万5千円の
ボロアパートで暮らす日々、
縁あって、知り合いから貰い受けた「石川五右衛門」(猫)と
細々ではありますが、楽しい生活を送っていたのです。
冷蔵庫も買えず、もちろん洗濯機もなく、ナベ一つと布団一組。
北海道に暮らして居ましたので、夏以外は窓の外が冷凍庫。
ビニール袋に入れて窓の外へ吊しておくと…
ガッチンガッチンに凍る冷凍庫を重宝していました(笑)
暖房には人から貰い受けた「コタツ」と「五右衛門(以下ゴエ)」
最初、ゴエが我が家に来た頃は手乗りサイズでした。
母である血統証付のシャム猫がお庭で散歩中にトラ縞猫と出来てしまい…
ゴエが生まれました。が…母は子猫達に見向きもしません。
母に縁のない一人と一匹は肩寄せ合うように出会いました。
あまりに小さかったので…育つかな~?っと思いましたが
「生きるんだ!」っという根性だけは大人並に強く
スクスクと元気に育っていきました。
私は犬でも猫でもハッキリと「自分の部下」っという育て方をします。
我が家において甘えは許されません(笑)
なので小さい頃から躾はキビシク!育てました…の、つもりでしたが…。
このゴエは…ちょっと性格がユニークでした。
つまり、私の部下及び手下として育てたハズが…
主人の私の目を盗み
怒られるギリギリの線での駆け引きを好みます(まぁ、猫ですから…)
たとえば、主人の私がゴエとボール遊びをしていた時のお話です。
私がボールを投げて、ゴエがソレにじゃれるっといった
簡単で微笑ましい遊びを一人と一匹はしてたのですが、
間違ってボールがゴエの頭を直撃してしまいました。
「ワザトじゃなよ~ごめんね~」っと声を掛けたのですが
一瞬、クラっとしたのか立ち止まったゴエは
少しフラフラした様子で部屋の隅に行ってしまいました。
で、そ~んなことも忘れて私が本を読んでいると…約1時間後。
後ろから、私の頭を目がけて体ごと体当たりをしてくるヤツが居るのです。
「イテ~っ!」っと振り返ると
私の側にボールが落ちていて
ゴエは走って逃げていきます。
しかも途中で立ち止まり、こちらを見上げ
落ちているボールを見
さも「私しゃ知りませんよ~。ボールが頭に当たったんじゃありませんか~?」
っと笑うのです!(絶対に笑った!)
メチャ、頭にきましたね~コイツ、捨ててやろ~かっ!て思いましたよ。
学業及びバイトで寝る時間の少なかった私は、朝起きるのが苦手でした。
そんな時、ゴエが私を起こしてくれます。
いえ、そんな可愛い猫ではないので…
多分目覚ましの音がウルサかったのでしょう(笑)
「ねぇ~起きて。」な~んて可愛く起こしゃ~いいものを…
あいつは、両手の爪を全開にし猫パンチを私の顔に叩き出します。
「イテー!!」の声と共に、ゴエの顔を張り倒すと
その日に限って見事に命中してしまいました。
肩を落としてトボトボと去って行くゴエの後ろ姿に
「ごめんよ~」っと声を掛けたのですが…
それが無駄な掛け声だったコトに、次の朝気が付きました。
私が寝ている枕元に、まだ目覚ましが鳴る前に来たゴエは
両手の爪を全開にし
私の顔にそっと置きました。
そうして、私が寝返りを打つのをジッと待っておりました。
私が寝返りを打つと、自動的に私の顔にキズが付く案配です。
案の定、寝返りを打ってしまった私は…
その時のゴエの顔ったら…
「私は何もしてませんよ。寝返りを打ったアンタが悪いんでしょう」ってな
少し得意そうな顔を私に向けていました。
もちろん、その朝のゴエの食事は抜きです(ガハハハハ)
誰が主人なのかをハッキリと示さねば(フン)
ある日、友達の猫を預かるコトになりました。
その猫は「猫缶」しか食べません。
ので…数缶の「猫缶」を友達は置いて行きました。
さて、ゴエの食事は…貧乏な私の家では「猫まんま」です(笑)
ご飯におかかに味噌汁のぶっかけですね。
生まれて初めて「猫缶」に遭遇してしまったゴエは
友達の猫を威嚇して「猫缶」をゲットしてしまいました。
まぁ~部下同士の争いに、いちいち主人が口を出すものでもないので
好きにさせておきました(笑)
ところが、たいした食事も出来なかった友達の猫が帰ってしまうと…
ゴエのストライキが始まってしまったのです!
あんなに愛していたハズの「猫まんま」に見向きもせず
断食モードに突入したのです。
断食されてもね~。
食べさせてあげられるモンなら「猫缶」をあげますが…。
3日目。。。。
水しか飲んでいないのでフラフラのゴエは
作戦を変更しました。
彼女はウンPやシッコ系はトイレでします。
(教えていないんですがね~勝手に覚えてしまって…)
洋式便座に座って器用にするのですが
水は流せません。共同トイレなので大変迷惑でした(笑)
そこを、占拠するコトにしたのです。
何時行っても「猫が先に座っているトイレ」って…
アパートの住人には迷惑きわまりなく…。
仕方がないので妥協案として
「猫まんま」に「猫缶」を少しまぶすコトで
納得してくれ、トイレの開放となりました。
そんな一匹と一人の生活に
ある日、青いインコの「ルパン」が飛んで来たのです!
さてもバトルは命をかけたモノになって行きました(笑)
そのお話はまた今度っと言うことで
今日はこれまで。