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満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

ALWAYS三丁目の夕日

2006-12-05 | 映画・ドラマ紹介
現在も小学館「ビックコミックオリジナル」で連載中の
西岸良平作のマンガを映画化したのが
「ALWAYS三丁目の夕日」です。
当初マンガの原作タイトルは『夕焼けの詩』で
サブタイトルが「三丁目の夕日」となっていました。
原作も映画も舞台は「夕日町三丁目」という架空の町で
昭和30年代の人々の日常生活を暖かく描いています。

今回映画で描かれた昭和33年といえば…
終戦から10年が経ち、戦後生まれの「戦争を知らない子供達」が小学生となり
東京オリンピックを目指して急ピッチで
色々な建物やら道路などが作られていた時代です。
映画の中では、それらの象徴として「東京タワー」が建設中です。

まだまだ庶民の暮らしは苦しいものの
家庭内では「やりくり」しながらTV・冷蔵庫・洗濯機を購入していき
古いモノを「捨て」新しいモノを「購入する」時代への
幕開けを描いていました。

映画とマンガとの登場人物の大きな違いは

物語の中心に位置する「鈴木オート」(自動車整備工場)に
東北より集団就職してきた「星野六郎」(ロクさん)が
映画では「星野六子(ムツコ)」(堀北真希)と
女性になっていましたし、

東京大学文学部卒なのに駄菓子屋の主人で小説家。
実は純文学でチャレンジしている芥川賞に何度も落選し
子供向け小説と官能小説で生計を立てて暮らしている
「茶川竜之介」(チャガワ リュウノスケ)51歳が
映画では吉岡秀隆さんが演じ年齢は32歳の設定でした。

映画の居酒屋「やまふじ」の店主「石崎宏美」(小雪)は
マンガでは店主ではなく、一時期流れて来て勤めただけで
本来の居酒屋「やまふじ」の店主は
「お富さん」という長谷川和夫の大ファンのおばちゃんでした。

1990年~1991年にかけてアニメ放映されていたようですが
私は見た事はなかったですね~

昨年の11月に「ALWAYS三丁目の夕日」が映画館で上映されて
ウチの会社の「お祭り部長」が子供を連れて見に行きました。
「お祭り部長」さんは
浅草出身のチャキチャキの江戸っ子で
毎年「お神輿」を担いでいるツワモノです(笑)
明るくて何時も元気一杯で声が大きく
曲がったコトが「デ~キライ」な団塊世代。
何時も会社の締めの行事で「江戸前の三本締め」を披露してくれます。
「え~~いや~~え~っ!
よ~~~~おっ!」っと歌うような良い声で始まり
合いの手、掛け声が絶妙で
初めて聞いた時は鳥肌が立つほどに感動しました(笑)
その「お祭り部長」がエラク感動して泣いてしまった映画が
コレでした(

で、今回TV放送があるので「是非、見るように!」っと言われ
夫婦で揃って見ました(笑)

この映画は50代の団塊の世代が泣くようで…
見事にウチのダンナ様も…隣で…
泣いていました
(キャハハハハ)←人の妻の笑い声

で、そのダンナ様がどういったシーンで泣いたかを
会社で暴露していると…その話しを聞いていた
「お祭り部長」の目に涙が…キラリン
満天さんが人度をUPした瞬間でした~

満天さんだって、共感するトコロも一箇所ありましたヨ(エヘン!)
それは…映画内で六子ちゃんが「腐っているから捨ててね」っと
言われた「シュークリーム」を食べてしまって
お腹を壊したシーンです。

実は…私も小学生の頃に
「これは傷んでいるから食べちゃダメだよ」っと言われた
シュークリームを5個、隠れて食し…
七転八倒の苦しみを味わったコトがありまして…
未だにシュークリームを見ると…当時の苦しさが甦り
「シュークリームが食べれない!」状況なのです

あんなに大好きだったシュークリームが…
大嫌いになってしまったのです

映画を見ながら
「六子ちゃんもシュークリームが嫌いにならなきゃイイが…」
っと勝手に心配しながら見ていた満天なのでした

あっ、ウソだとお思いでしたら…
満天宅にシュークリームを郵送してください(笑)
ゲロゲーロ状態の満天さんに出会えますヨ~