「利平さんとこのおばあちゃん」
今日は「利平さんとこのおばあちゃん」法月理栄(ノリヅキ リエ)作を
紹介します。(マンガです)
山間にある素朴で懐かしい小さな村で
荒物屋を営む太田利平さんとこの「おしげばあちゃん」のお話です。
おばあちゃんは今は一人ぼっちです。
ダンナさんの利平さんが居たんですが
突然ポックリ死んじゃいました。
四十九日が過ぎて「おしげばあちゃんは」今まで通り
じいちゃんとやっていた荒物屋をコツコツとやています。
舞台は日本の何処かにある、小さな村です。
夫、利平に先立たれ子供も居ないため一人で
荒物屋を営む「太田しげ」っという
元気で明るいおばあちゃんと
村人の交流を描いたお話です。
作者の法月理栄さんは1950年生まれ、蟹座、木星人、O型と載っています。
このマンガの誕生は
28年前の1978年第3回小学館新人コミック大賞で佳作入選を受賞。
翌年からビックコミックで10年連載されました。
正直、泣けます!
悲しくて涙が出るのとは違う涙です(笑)
本の帯にも書かれていますが
「切なくなるほど、あたたかいお話」なんです。
で、読み終わると心があたたか~くなって
なんだか、湯のみでお茶が飲みたくなります(笑)
そして、みんなにも読んで欲しいナ~っと思います。
沢山イイ言葉が詰まっています。
「おしげ」さんが若い頃
辛いコトがあって、泣きそうになった事がありました。
同じ村に住む「杉姉さん」が慰めてくれました。
「しげさん、グチを口に出しちゃいかんよ
人の前では絶対にな
言うんならあの杉に言うだ!」っと目の前の大きな杉の木を指します。
「みんなにも良く言ってるだよ
辛いとき、悲しいとき、この杉に話しかけてごらんてね」
「なあしげさん…
人間なら危険を感じたらソコを退けばいい
だが木は…この杉の木はそれが出来ん…
受難がいく度あろうが、それに耐え
打ち勝つことだけが生き続ける方法なんだよ」
「杉は黙して何も語らぬが
何百年もそうして生き続けている
この大杉を見ていると
あしは勇気が湧いてくるだよ」
私も小さい頃に、よく「おばあちゃん」の部屋に行きました。
ウチのば~様は明治生まれだったので
そりゃ~性格のキツイ人でしたが
孫の私達を大層可愛がってくれ
遊びに行くと卓袱台の上のお菓子入れから
お菓子や飴玉などをくれながら
昔の話を聞かせてくれました(笑)
父親が遊び人なので何人も母が変わった私を不憫に思ったのか
ちょくちょくウチに来ては「継母イジメ」を
セッセとしていました(笑)
どの嫁さんともウマくいかない人でしたので
ウチの「継母さん」だけと
特別悪い関係っという訳でもありませんでしたが…
子供心にはチョビット嬉しかったです(笑)
「敬老の日」に私が手作りのマスコット人形をあげた時に
ショボイ人形を胸に抱きしめて泣いて喜んでくれました。
ば~様の目の前には、数々の孫達からの
草履やら帯やらサイフやらのプレゼントが並んでいるのに…
私の手作りの人形を抱きしめながら
「このプレゼントが一番嬉しいよ
何てったってアンタの気持ちが一番コモっているからね~」っと
言ってくれました。
そして、
「何をするにも心を込めなきゃだめだ。
心がコモっていれば絶対相手に通じる。そんなもんだ~」
っと言いながら、私の作った人形を仏壇にあげていましたっけ…(笑)
ふと、「利平さんとこのおばあちゃん」を読むと
ウチのば~様の暖かな人柄が偲ばれます
そんな本の紹介でした。
今日は「利平さんとこのおばあちゃん」法月理栄(ノリヅキ リエ)作を
紹介します。(マンガです)
山間にある素朴で懐かしい小さな村で
荒物屋を営む太田利平さんとこの「おしげばあちゃん」のお話です。
おばあちゃんは今は一人ぼっちです。
ダンナさんの利平さんが居たんですが
突然ポックリ死んじゃいました。
四十九日が過ぎて「おしげばあちゃんは」今まで通り
じいちゃんとやっていた荒物屋をコツコツとやています。
舞台は日本の何処かにある、小さな村です。
夫、利平に先立たれ子供も居ないため一人で
荒物屋を営む「太田しげ」っという
元気で明るいおばあちゃんと
村人の交流を描いたお話です。
作者の法月理栄さんは1950年生まれ、蟹座、木星人、O型と載っています。
このマンガの誕生は
28年前の1978年第3回小学館新人コミック大賞で佳作入選を受賞。
翌年からビックコミックで10年連載されました。
正直、泣けます!
悲しくて涙が出るのとは違う涙です(笑)
本の帯にも書かれていますが
「切なくなるほど、あたたかいお話」なんです。
で、読み終わると心があたたか~くなって
なんだか、湯のみでお茶が飲みたくなります(笑)
そして、みんなにも読んで欲しいナ~っと思います。
沢山イイ言葉が詰まっています。
「おしげ」さんが若い頃
辛いコトがあって、泣きそうになった事がありました。
同じ村に住む「杉姉さん」が慰めてくれました。
「しげさん、グチを口に出しちゃいかんよ
人の前では絶対にな
言うんならあの杉に言うだ!」っと目の前の大きな杉の木を指します。
「みんなにも良く言ってるだよ
辛いとき、悲しいとき、この杉に話しかけてごらんてね」
「なあしげさん…
人間なら危険を感じたらソコを退けばいい
だが木は…この杉の木はそれが出来ん…
受難がいく度あろうが、それに耐え
打ち勝つことだけが生き続ける方法なんだよ」
「杉は黙して何も語らぬが
何百年もそうして生き続けている
この大杉を見ていると
あしは勇気が湧いてくるだよ」
私も小さい頃に、よく「おばあちゃん」の部屋に行きました。
ウチのば~様は明治生まれだったので
そりゃ~性格のキツイ人でしたが
孫の私達を大層可愛がってくれ
遊びに行くと卓袱台の上のお菓子入れから
お菓子や飴玉などをくれながら
昔の話を聞かせてくれました(笑)
父親が遊び人なので何人も母が変わった私を不憫に思ったのか
ちょくちょくウチに来ては「継母イジメ」を
セッセとしていました(笑)
どの嫁さんともウマくいかない人でしたので
ウチの「継母さん」だけと
特別悪い関係っという訳でもありませんでしたが…
子供心にはチョビット嬉しかったです(笑)
「敬老の日」に私が手作りのマスコット人形をあげた時に
ショボイ人形を胸に抱きしめて泣いて喜んでくれました。
ば~様の目の前には、数々の孫達からの
草履やら帯やらサイフやらのプレゼントが並んでいるのに…
私の手作りの人形を抱きしめながら
「このプレゼントが一番嬉しいよ
何てったってアンタの気持ちが一番コモっているからね~」っと
言ってくれました。
そして、
「何をするにも心を込めなきゃだめだ。
心がコモっていれば絶対相手に通じる。そんなもんだ~」
っと言いながら、私の作った人形を仏壇にあげていましたっけ…(笑)
ふと、「利平さんとこのおばあちゃん」を読むと
ウチのば~様の暖かな人柄が偲ばれます
そんな本の紹介でした。