屋島ロイヤルホテルを出発し、本日は88番を打ち四国遍路を結願します。
着いたよ、四国88番霊場第八十四番 屋島寺。
早朝の屋島寺は気持ちが良いです。
昨年は有料道路を通って駐車場は無料だったのですが、今回は有料道路は閉鎖され、駐車場代を支払うというシステムに変わっていました。
蓑山大明神は、夫婦円満、縁結び、子宝などの神様。
源平合戦の舞台でもある名勝です。
昨年納経場の裏に猫ちゃんが居ましたが、今回は残念ながら会うことができませんでした。
猫ちゃん、元気かな?
「談古嶺(だんこれい)」、「獅子の霊巌(ししのれいがん)」、「遊鶴亭(ゆうかくてい)」の3つのスポットは、屋島三大展望台と呼ばれています。
着いたよ、四国88番霊場第八十五番 八栗寺。
最後のロープウェイに乗って山頂へ。
次があれば、駐車場に車を停めて歩いて登りたいと思いました。
88箇所のうち3箇所はロープウェイを使うルートがありますが、この85番さんが一番短いです。
五剣山を背後に控え、風格があります。
着いたよ、四国88番霊場大八十六番 志度寺。
昨年から気になっていた、烏枢沙摩明王のお札を買いました。
着いたよ、四国88番霊場大八十七番 長尾寺。
納経場の傍の茶屋で売ってる豆おはぎパックが1個だけになっていて、購入することができました。
ここのおはぎは、甘くなくて上品な味わいで、大好きです。
今日自宅に帰るので、パックで買えてうれしいです。
すぐ後のお遍路さんがガッカリされていて申し訳なく思いましたが、そういうの「運」なんでしょうかね?
おはぎを作っているおばあさんに、来年もおはぎを楽しみにして来るから元気でね、とお別れしました。
私の前のお遍路さんが納経場で聞いていたことが、私も気ががりだったことなので教えていただきました。
88番を打ったら、高野山におまいりして結願となる◎
88番→1番→高野山×
(理由:1番は88箇所のなかのあくまでも寺院のひとつ。88番を無事おまいりできて感謝するのは、同行二人である弘法大師。つまり弘法大師がおられる高野山。高野山が最高位)
着いたよ、四国88番霊場大八十八番 大窪寺。
いつもなんですが、最後というと感動するイメージってあると思うんですよね。
ところが高揚するような嬉しさは湧きあがらず、もはや慣習的に読経し、納経場に行く。
なにか燃え尽きて感情がOFFっていう感じになっているのかも知れません。
88番打った後は、レンタカーを返却して、空港まで送迎してもらって、新幹線に乗って、どんどん現実に引き戻されるんですね。
お遍路会館のかたに言われたんです。
お遍路はお金がかかる=若い人は仕事してね、その合間にお遍路に来てね、両方を大事にしていくことが大事と。
心して現実を大事にしていきます。
今回お遍路中に立ち寄ったスーパーで、シニアのお遍路さんが托鉢していて、同じお遍路として恥かしく思いました。
自分が本気でやりたいことがあるのなら、自分が努力してやるなら良いと思います。
けど自分がやりたいのにお金がなくてできないから、知らない人から恵んでもらうなんて、そんな人任せ、風まかせのお遍路さんがお寺でお願いをしても、多分ね、色々な事情があるのでしょうけど、私なら聞かなかったことにすると思います。
托鉢はお遍路さんはしてはいけません。
そういうお遍路さんが四国で増えたら、絶対お遍路さん皆がそういう目で見られるようになります。
托鉢は、〇〇山という名が入った腰巻をしているお坊さんならできると、知り合いの副住職さんから聞きました。
自分を偽物にしてはいけません。
正しいと思うことを人生で実現していくのが、自分の宿命だと。
そう私は思います。
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