秋保温泉は、鳴子(宮城)、飯坂(福島)に並んで、奥州三大名湯として知られています。
仙台駅から30分程度で到着するのではないでしょうか、それぞれのお宿では無料の駐車場が完備されています。
今回は「華の湯」さんに立ち寄り湯に行ってみました。
玄関入口には、かけ流しの温泉モニュメントがあります。
触ってみると、とてもいいお湯です。
旅館のフロント横には券売機があり、日帰り入浴券(900円)を購入。
本館のお湯と「テルメ館」なる施設を合わせて、3か所の雰囲気の違うお湯が愉しめます。
こちらは「テルメ館」の露天風呂。
洗い場の向こうに扉があり、そこはこぢんまりした内湯で、その内湯から名取川を見渡せる露天風呂があります。
「秋保大滝」をイメージさせる湯滝からあたたかい温泉がほとばしり、この季節湯けむりがもうもうと立ちこめていました。
湯けむりに中で体をあたためながら、名取川の冷たそうな青い水に驚き、冬の風に弄られます。
なんでもないかもしれないその自然の一体感に、凄く五感が研ぎ澄まされます。
この季節ならではではかもしれませんが、お湯に体を沈めながらボ~っと時間が流れていきます。
あとから思えばそれは「無」の時間、つまり自分にとって、とてもリラックスした状態の時間だったと思います。
こちらは本館の「水芭蕉の湯」。
雑木林に取り囲まれ、静寂な雰囲気の露天風呂です。
今の季節は木々の葉が完全に落ち、吹きつける風が寂しい印象ですが、きっと新緑や紅葉の頃には、華やかな雰囲気のする露天なのでしょう。
脱衣所には、落ち着いた湯上りスペースもありました。
本館の「長寿の湯」は、仕上げ湯がおすすめです。
全館源泉かけ流しですが、ここのお湯が一番温まるように感じました。
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