勝負の神をお祀りする秋保神社。
今から約1200年程前、平安初期の大同3年(808年)時の征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷平定の折、この地に熊野神社を祀ったのが初めと伝えられています。
室町時代には秋保村領主秋保氏の祖先 平盛房が信州の諏訪大神に本土恢復を祈願したところ、戦勝の御神徳を得た事から、諏訪神社の御神霊をこの地に勧請して祈願所とし「戦の神」として崇拝されるようになったそうです。
慶長の時代には、伊達家の守護神として仙台藩の尊崇も寄せられるようになり、正保3年には二代藩主忠宗公より伊達家の永久祈祷が行われたそうです。
明治42年になると、秋保5ヶ村の御神霊を合祀し、主祭神「建御名方神タケミナカタノカミ」をはじめ、「天照皇大神他七柱」が祀られたそうです。
とても歴史がある神社さんですよね。
「勝つ」を願う方々ののぼりで、圧倒されます。
ご神木の大銀杏。
のぼりを左右に見ながらお参りとなります。
松島のイベント情報が。
「埋もれ木」です。
長く水中や土中に埋もれた木が完全には炭化せず、まだ木質を残しているものです。
神代木とも呼ばれているそうです。
ご祭神さまは、
建御名方命 (たけみなかたのみこと)
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
豊受皇大神(とようけのおおかみ)
軻遇突智命 (かぐつちのみこと)
大巳貴之命 (おおなむちのみこと)
少名彦之命 (すくなひこのみこと)
日本武尊 (やまとたけるのみこと)
應神天皇 (おうじんてんのう)
月讀之命 (つきよみのみこと)
秋保5ヶ村の御神霊を合祀した歴史があるだけに、たくさんの神々がお祀りされています。
とはいえ、境内はとても馴染みやすい雰囲気です。
夫は「豆乳アイス」?
のぼりを奉納しても、そんなに負担ないですよね。
境内にある無人野菜販売所では、近隣で獲れたお野菜が販売されていますが、私が購入したのは大玉のトマト3個で100円でした。
もう、信じられないくらい、「勝買」でした。