山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

慈眼寺(仙台)護摩修法

2019年08月04日 | 神社・仏閣

久しぶりに身を払いたいと思い、仙台の慈眼寺に行ってきました。

護摩祈祷の修法日は、毎月第一、第三日曜日です。

護摩修法日は9時から12時40分の間、札所にてひとりにつき1枚の整理券が配られます。

予約などはできません。

もちろんですが、護摩行修法に臨まれるならば、護摩木に祈願を書いて納めます。

発券後は12時45分から、番号順にお堂に案内されます。

12時40分以降の護摩木の申込みについては、次回の御祈祷となるそうですが、状況によって間に合う場合もあるようです。

慈眼寺は、塩沼亮潤大阿闍梨さまが、修験道発祥の地奈良県大峯山にて一日48kmを歩く「大峯千日回峰行」を全うされ、その後、9日間飲まず・食べず・寝ず・横にならずの『四無行』を満行し、 開山されたお寺さんです。

ご本尊は修験道の本尊である、蔵王大権現さま。

蔵王大権現さまは、今からおよそ1300年前、役行者によって感得されたそうです。

蔵王大権現の「権現」とは・仮のお姿で現れる・という意味で過去世をお救い下さる釈迦如来、 現世をお救い下さる千手観音菩薩、未来世をお救い下さる弥勒菩薩がひとつになり民衆を救うために現れたお姿といわれています。 

ご本堂。

 

観音堂。

 

護摩修法は護摩堂で行われます。

ざっくりですが、おおよそ80番~90番さんくらいまでは、椅子席に座ることができるようです。

100番以降は、回廊の立ち見になります。

塩沼亮潤大阿闍梨さまの護摩修法を間近で見たいと思うのなら、早ければ早い受付であるほど、確率は高まると思われます。

さすがに修験道の本尊である、蔵王大権現さまのお祀りですから、太鼓の音、読経の凄味は、身を払うに素晴らしい経験であったと私自身思うところです。

般若心経本やお数珠はあれば尚良いですが、輪袈裟までは要らないと感じました。

 

夫が、次は塩沼亮潤大阿闍梨さまのすごく近くで、お護摩の修法を見たいというので、例えば9時に受付完了したとして、その時間をどう過ごすか?私なりに考えてみました。

9時に整理券を頂くと、呼ばれるまで約3時間40分あります。

 

プラン1>秋保温泉に入浴するコース。

慈眼寺から「秋保温泉」(共同浴場)までは、12.2km車で17分かかります。

共同浴場は地元の方が使用する小さい浴場ですから、温泉宿の立ち寄り湯をおすすめします。

1時間半位を温泉宿で過ごし、慈眼寺近くのお蕎麦屋さんなどで11時頃に昼食を頂こうとすると、11時入店すれば大丈夫ですが、11時少し過ぎに満席状態だと、お店が2回転目になるので修法が、ギリギリ時間になる可能性が高まります。

とすると、温泉宿で入浴後→「秋保ビレッジ」で食事。余裕あれば店内買い物がベストかな?

 

プラン2>秋保を知るコース。

秋保温泉方面に戻り、おはぎで有名なスーパー「さいち」でおはぎを買って、できたてを車内で頂く。

「秋保ワイナリー」を見学。

「秋保ビレッジ」で買い物や食事、お茶の足湯で時間を潰す。

「秋保神社」に参拝。(無人の野菜販売もあり。とても安い!)

 

プラン3>秋保大滝不動尊コース

秋保大滝不動尊までは、1.4km車で3分。

お参りして大滝を見ても30分~40分なので、時間が余りすぎます。

秋保大滝植物園(有料)が、大滝の駐車場近くにありますが、時期的にどうかということもあります。

秋保大滝の下まで歩いて、水しぶきから発生するマイナスイオン効果や、滝の音が持つ「1/f ゆらぎ」波動によるリラクゼーション効果を感じる、ゆったりとした時間を過ごすのも良いかと思います。

最後は、秋保大滝駐車場付近の食事処で昼食ですね。

 

プラン4>秋保ミックスマッチ(おすすめ順ではありません)

「秋保ワイナリー」を見学。

「秋保ビレッジ」で買い物や食事、お茶の足湯で時間を潰す。

「秋保神社」参拝。

「秋保温泉宿」での入浴。

「秋保温泉付近の食事処」で食事。

「秋保磊々峡」を散歩。

「仙台万華鏡美術館」を見学。

「天守閣自然公園」を見学。

「アキウ舎」でランチかティー。

スーパー「さいち」でおはぎを買う。

慈眼寺の境内。

私の本音なんですが、慈眼寺さんの護摩修法に合わせて、近隣でお写経ができる場所(スペース)があれば、なんて思います。

なぜなら、護摩修法は真剣なお参りですから。

その前に観光とか楽しい気分があまりに増幅しちゃうと、護摩修法にお勤めした時に、その日の本来の意味がわからなくなってしまうような気が・・・。

私自身は、「心構え重視派タイプ」なのかもしれないですね。

 

でも今までを振り返ると、なんだって初めの一歩、取っ掛かりは、少しの好奇心からでした(笑)。