山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

貧血入院生活(2)

2016年10月14日 | からだ

「早く娑婆の空気が吸いたい・・・」

4人部屋(大部屋)にある日、元気の良い女性が入ってきました。

私もそうですが、皆いつもカーテンを完全に閉めきっており、同じ部屋にいてもどんな顔で、どんな病状で入院されているか、知る由もありません。

興味が全くないわけではないのですが、自然とそういう空気なので、私は私の治療に専念するしかありません。

その方Hさんは、夜中もナースコール呼んで、イタイイタイ言ってるし、注射も漢方のお薬も大嫌いだとわめいているし、同じ部屋の住民として大丈夫なのかな?と気がかりでした。

そんな時、私は少しずつではありますが回復に向かっていて、夕方にシャワーを浴びるのが常になっていました。

TOTOのシャワーは計算し尽くされた床の網目の形状が、素早く水を逃がしクッション性にも優れ、快適です。

家を建てる時、このTOTOのシステムが気に入って半ば決めていたのですが、すんでのところでケチって、ナショナルの浴槽に変えてしまったので、次にリフォームする時は、TOTOにしようと切に感じました。

入院中もそんなこと考えているんですね私。

熱いお湯、人肌のお湯、冷たいお湯・・・それを繰り返し、最後に髪にドラーヤーをあてると持ち時間の30分なんてすぐです。

18時に運ばれてくる病院食に合わせて、夫が自身の夕食を買ってお見舞いにやってきます。

病院内には24Hのコンビニもあり、健常者には快適です。

会話をしながら、面会の最後を知らせるメロディーが鳴るまで、食事しながらおしゃべりします。

いつも夜景が綺麗でしたね~。

同じ病室の方々はどうやら、焦って退院した経緯のある「出戻り」の方々のようでしたので、私はそういうところは慎重に考え、自宅に戻る自信を少しでも実感できるくらいまで、置いて頂くことにしました。

夫は「今日もまた・・・」とため息を漏らしていましたが・・・。