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日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

心に穴が空く

2015-05-10 22:08:06 | 日常
今、ニュースで、うつみ宮土理さんの記者会見の様子を見ています。

うつみさんの言葉に、共感できる。

つらく、悲しく、苦しくて、一緒に天国に行ってしまいたい。

私もそう思っていた。

妻が亡くなり、事務的に葬儀を終えて、一緒に住んでいたアパートに帰り、2DKの間取りに独り。

何も無い。

目に映る全てのものに、意味がないと感じた。

独り残された自分に、どれだけのものが残っていたのか。

毎日死ぬことを考えていた。

ネクタイで首を吊ろうとした。

駅のホームで、一歩踏み出そうとした。

それですべて楽になる。

それですべてを終わらせることができる。

すべてを・・・。



昔を思い出しました。

つらい。

やれやれだぜ。

涙は枯れて、心も枯れてしまったようだ。

どうしても人の生き死にに敏感になってしまう。



希望があるとすれば、私が生きているということだ。

たとえ泥をすすり、地を這うことになっても。

きれいな生き方はしていない。

泥に塗れて生きる。

それぐらいでいい。

コメント (2)
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