かなりの猛暑であった。防球ネットの上にムクドリを見かけた。地面におりて虫などを捕まえては防球ネットの上に何回も飛んでいく。見ると今年もこの「防球ネットの上にある、水平に固定された鉄パイプ」の中に巣を作っていたのである。鉄パイプの口のところにするっと入り込んで行くのである。数年前にも同じ光景を見かけたが、ムクドリはこうした人工物を利用して巣をつくるのが得意であるらしい。空き家の雨戸の戸袋に巣をつくるのは有名である。こういう鳥が都市化された世界では勝者になっていく。環境に適応するというのはかくも大事なのである。
ムクドリ2022その4
ムクドリ2024その3