意志のなかにいる

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番組終了の時期と新番組の間の時期は魂の力が0に近くなる (アニメ感想)

2015-04-06 23:27:34 | アニメの感想2015年Season1







SHIROBAKO  第24話  遠すぎた納品 と遅すぎたまとめ ○












おおよそ「すまじきもの」として「自分達の仕事を作品にする」ってのがありまして
理由は簡単でその仕事じたいがコケることを許されないからで
例えるなら「道徳」の教師がゲス野郎だったりすると生徒が真面目に授業をうけないようなもので
「自分語り」は常に質の高さを求められるわけだ。まずはそれに
踏み出す勇気がすごいことではある。
それにしても毎週のように「ちゃぶ台がえし」されてたよなあ
某TBSのドラマのように、毎週なんかあるw
まあでも「ドラマだから」って領分を越えて、実社会だと大なり小なり
こんな風に「いろいろある」ってのは分かりますよね、いいことも、つらいことも
そりゃアニメだからたいがい「いろいろある」けど、それが「仕事」によるものだと
ある程度納得のいく「解答」でないと白けてしまうのよね
当作品はそういう諸問題もだいたい「アニメそのもの」や「誠実さ」で
解答していたんで、そこが美しいね。ホントはもっとえげつない片付け方もあるんだろう。
そんなかんじで、当作品は性格も良い、頭もいい、情熱もあるっていう
とてもよい先生に授業を受けたような、そういう満足感のある作品だったと思う。
あと1クールアニメばっかりになってしまった業界で「2クール目」を
非常に上手く着地できたっていうのも覚えていいかとおもう
「オリジナルもの」と「原作つき」っていう2段構えの作戦で
「人事異動」っていう「新キャラ」をはさむよい機会をもうけて
タローや木下監督のように1期目ではトラブルをおこしていた人達が
2期目で活躍する場をもうけたりしているのが「長丁場」のよい面がでていた
こういうシナリオをたてられる人ってだんだん減っているとおもう。
ちょっと文句をいうとメインの5人娘の出番にバラつきがあったかもね
忙しい現場の中で出番の濃淡が生まれたような、そんな感じ
余計なお世話だけどこの目まぐるしさじゃ婚期が遅れるのも無理からぬことではあるw















ガンダムビルドファイターズトライ 
第25話  僕たちのガンプラ とまとめ △++










これはガンプラか?









さて、最終回で大阪モンが「作中人物のガンプラ化」とか馬鹿なことやっちまったw
まあよー考えるとこの「ガンダムビルドファイターズ」のキャラの「ガンプラ」だから
セーフっちゃセーフなんかもしれないが、ただの「実在人物のフィギュア化」のような気がするww
「ガンプラで痴話喧嘩」とか「会場の全員参加バトル」とかもう無茶苦茶や(笑)
まあ「最終回」でとりあえずフィニッシュできたのがよかったかもね
だんだん「自由」なガンプラが不思議パワーごり押しの重火力ゲーになっていくフシがあったから
こういう感じで「膨らんだなにか」が「上手く使える」ってとこと「負担になる」っていう
両面があって、それが「トライ」では前作にはあまりなかったハンディ部分になっていたかとおもう
戦闘を描くのが重くなっちゃって、前作だと冴えてた「ライバルとの戦闘以外のひとまく」が
全日本大会以降はちょっと単調だったような気がする。
戦闘もやっぱり「アニメーション」としては「極だったなにか」が見たいのよね
「ごんぶとビーム・魔法でボーン」ってのはその過程がよっぽど納得いくのでないとうまくないわけで
そういう「勝つための最善策のつまらなさ」に対する作り手側の解答がこのカオスな最終回だったように思う。
まあでも「スーパーフミナ」とか作る人、ぜったいいるだろうなあw
物語は目に見えない心に残り、そしてその思い出はガンプラとして形として残る
そういう形態を35年も続けた末の「思い出とカタチを繋ぐたまさかの夢の通い路」が
つながったような、そんな作品だったの













蒼穹のファフナー EXODUS
第13話  闇の中の未来 ととりあえずまとめ △++












あれですよね時間が経過して「後輩」っちゅうのができるってのは
他作品でもあることはある、ただその際にどっちかがどっちかの
「かませ犬」的なポジションになることがしばしばあるのね
「主人公達以外のモノ」を描く技量がないってことなんだろうけど
当作品ではどうだったか、前期組(もう5年も前のはなしだ)のキャラクター達の
成長とそして龍宮から外の世界との交渉・戦闘、地獄でしたね
一方で後輩達と残った組の龍宮を守る戦いもまた地獄
その2つのヘルをいっぺんに描きだしてしまっていたのだから、恐れ入る。
「戦闘・進化」という局面において「キャラクターをある程度の質で的確に描く」
ってのは「当たり前」のことであってそれができぬ者は去れと言わんばかりの作品やね
最後、アルジェヴォルンでもあった「ダミーシステム」をつかってた咲良さんが
「自分が一杯いて気持ち悪い」っていっていたけど
なんだろうね、この「多メディア・同時多発生・多世界解釈」がはびこってるご時世で
この作品は金のように輝いていて、そして孤高の存在だったとおもう
あるいはこう言おう





「あなたはそこにいます」と。


















アイドルマスター シンデレラガールズ
第13話  It's about time to become Cinderella girls! ととりあえずまとめ ○











「アイドルみたいですね・・・」











なんだろうねこの「がっちりと掴まれた」感
出だしの「またアイドルものかい」でスタートして
終わると「やっぱりアイドルものだNa!」というサギくささw
なんちゅうか始まると歌あり笑いあり涙ありであっという間なのよな
今回は分割1クールで新キャラの紹介・メイン回まで入れてきてて
ゆっくり笑ってるヒマもない慌ただしさだった(笑いがないわけではもちろんない)
折り返しの13話はその集大成としてトラブルまでふくんで息をつく間もなく
ステージが展開するという展開、まずはそれをやりきるだけでも相当凄かったね
そして終わった後の静けさと達成感がよい、完璧によい
未央・凛からそれぞれPさんにお褒めの言葉がもらえるのが
「裏方」として参加している視聴者の僕達への祝福のことばともとれ
「アイドルマスター」っちゅうプロデューサー業の楽しい遊びを
アニメーションにおいても密やかに、でも確実に達成したあかしとも言えよう。
にしてもなんだろうねこの「アイドルもの」って、直截に「熱狂」を
扱ってそれにちょろく乗っかっちゃう自分の子供のようなココロ
それは作り手側も同じで喜々として一生懸命になっている気がするのね
みんなが幸福になれる手段がこんなに近くにあっていいのだろうか、とちょっとおもう








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