響け!ユーフォニアム 第2話 よろしくユーフォニアム ○
全国大会出場
いきなりだけど先生が「生徒の自主性を重んじる」という言葉がきびしいね
歳を考えると適齢なんだけど、その言葉をマトモに受け取れている人がどれぐらいいよう
おずおずと手を挙げる人の多さを見ればそれも理解できるというもの
それに対して「楽しくやる」あるいは「どちらにもあげない」とか
まだ「わかっている」気がするね。
自分の使用する楽器を選ぶとこも面白いね「前やってたから」あるいは
「前とは違うの」あるいは「間違って買ったから」とか人それぞれ
3年間つきあうことになる重要な選択なのに軽いような、重いような
そういう判断がなまなましいね
一方で久美子と葵「全国」を目指すことに踏み切れない少女達のやりとり
微妙なこころもちが美しくも感傷的に描かれていてよいね。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
第3話 静かに、雪ノ下雪乃は決意する。 △+
生徒会長選挙出馬
「京都編」をいつもの「イタいやり方」でクリアしてから
関係が「リセット」されていないのがまあ当たり前なんだけど
なんか記憶障害みたいに忘れる作品にまみれている今日この頃では新鮮かもな
八幡が今回の「格好良く選挙に負けたい」って案件にも
「同じように」いつもの「誰かが泥をかぶる」手段を提案するのが
まあ「学習能力」うんぬんではなくてやんごとない自己のうんぬんのせいってとこが
納得できるところがあるっちゃあるね、どんなに嫌で非合理的なことでも
「それしかできない」人ってのは確かにいるっちゃいるね
それに対してゆきのんが知恵をふりしぼって反対意見を百出するのが見物かと
手段そのものに対する嫌悪と近しい人が泥をかぶることへの嫌悪がいり混じって
こういう逼迫した状況になる、そしてその必死さに対するクライアントの軽さがむかつく。
先生の奉仕部のメンバーに対する評価は的確かと思われますね
どのやり方も一長一短で、かたよりなく用いるのが最上かと
そう考えるとこの案件は「民主主義的」で「個人」がいて
それの決定に「選挙」があり、そして「対立」があると考えさせられるね。
長門有希ちゃんの消失 第3話 涼宮ハルヒ!! △+
涼宮ハルヒ登場
うーん良くも悪くも「ハルヒ」って感じやねえ、としか
このドライブ感もずいぶん久しいねえ
キョンとのかけあいも流石に息がぴったしだ
長門があっという間に薄まっていくのが凄い
ただこの「世界線」だとこの「薄まったなにか」が「主軸」だから
「ハルヒ」っちゅう劇薬によって「変化」することはあっても
それこそ「消失」してしまうことはないとは思うけどね
逆に言えば彼女がいないと「小泉」も「みくる・鶴屋さん」も揃わないって
ことなんだろうねえ、彼等は「ケ」のほうではなく「ハレ」の方に
位置する住人なのだろう。
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第15話 「神話の対決」 ○
神話対決顕現
「白」と「黒」と「金」と、そして「赤」の絢爛な舞踏が美し
黄金の試練に挑む姿はまさしく勇者そのものだったかと
しかしまあアレですね「12の試練」を一遍に使いつくし
そしてそれを乗り越えてくるハナシなんてまあ不遜にも程があろうて
しかも「戦う動機」とか同時に提示しながらとか無茶苦茶をやってのけてるね
それは「神話」を「盗む」ものの覚悟であろうし、そのあらわれであるとこのものだ。
金ピカに接近するのがとにかく難しい
数多の英雄・勇者が挑んでそれを屠り去っているのよねえ
それは「王」に喧嘩を挑むことの難しさそのものともいえよう
何かどんな状況でも簡単に「ケンカにしちまえばいい」っていう
当邦の少年漫画事情に一石を投じているのかもな。
プラスティック メモリーズ 第3話 「同棲はじめました」 △++
同棲生活開始
一緒に他人と住むとなると、まあいろいろありますよね
なるべくそういうのが少なくなるようにアイラがしようとしても
なかなかそうならないところがむずかしい。
まあツカサとか周りの人がほっとかないしな、およそできそうもないし
「限られた時間」が楽しいことも苦しいことに変え
でもそれが「生きている人達」にとってはやむにやまれぬことだって
「新人」であるツカサに託しているのは正しいやり方かもな
「ただの買い物」がこんなに鮮やかなのはそういう時間制限があるからなのか
それとも隣にいる不器用な娘が愛おしいからなのか、ま両方に決まっている。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
第3話「神様の刃(ヘスティア・ナイフ)」 △++
業物譲渡
もったいつけるなあ、とおもう。
あれだね「戦闘」がそれなりに重きを有する世界観なんで
それが「必殺武器」を使用するまでの迂回がリアリズムを削ぐ
くわえてヘスティアちゃんが魅力的にすぎてベルくんの「劣等感」が
どうも素直に受け入れられないっちゅう嫉妬心が邪魔をするのよなあ
あと「目標との差」を埋める為に「不思議パワー」をドーピング気味に
付与しているのも気にはなる。
まあぶーぶー文句を言ってるけどね、逆に言えばそれぞれのパーツは
よくできているってことでもあるのよね、よくつくられている
あとはその噛み合わせの問題ってとこで、なんかこう
RPGとかである「新しい武器の試し切り」の爽快感があったのは事実やね。