意志のなかにいる

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ヤシャスィーン!! (アニメ感想)

2015-04-15 22:50:54 | アニメの感想2015年Season2










終わりのセラフ 第1話  血脈のセカイ △+










「底辺」からスタート、「孤児」で「奴隷」になって
そこでボロ雑巾のように殺される、と、その最初の動機。
「吸血鬼」に負けたのだから「栄養補給源」になるのは妥当やね
「人類」が「食物連鎖の頂点」から降りるってことは不安にさせる
「脱走」した捕虜がどうなるかってのはご存知のとおり
「女子供」でも容赦ないのがどういうことを志向しているのか嫌でもわかるしかけ
とまあ「こんだけやっときゃいいや」って感じのがてんこ盛りだけど
惜しむらくは淡々とそれらを描きすぎたかもなあ、って感じ
いや、あんまり頑張っちゃうと放送できなくなっちゃうけどw
でも「やろうとしていること」って冒頭のカマシだとしても
「それなりの覚悟」が要求されているとおもうのね
「それなりに」描くからこそ死者も報われるというものかとおもう。
ところで「セラフ」ってなんなん?














響け!ユーフォニアム 第1話  ようこそハイスクール △++












すいぶ!










そーいやー「けいおん!」でも最初から「うまくないですね!」とか
バッサリ言っていたねw
「うまくない」からだめ金で、でも金は金でっていう玉虫色の成果が
じれるというかそういうところからスタートしてるね
「目的・結果・成果」に対するアンチテーゼの大家たる京都さんからの
正面からのメッセージやね。そして高校へ、入学式と新しい出会い
そこを描くだけでも1話は過ぎてゆく。久美子ちゃんが1話で
ポニーテールをほどいてしまうのがちょっと興味深いね
「新しいこと」の一環として始めたことがいろいろあって
でも結局「振り返る」ことになるというそういうあり方
「簡単には変われないよ」ってのを意識的にアニメーションでやるやり方が
「新進気鋭」ではもうすでにない京都アニメーションの現状に相応しいかもな。














魔法少女リリカルなのはViVid 第1話「セイクリッド・ハート」 △+












そういやこっちの作品ももう10年来のつきあいになるね
大本まで辿ると20年って御仁もおられよう。
「高町ヴィヴィオ」さん、健やかに育っていらっしゃいますね
まずはそれを確認して安心する。ってゆうか自己紹介して
家族を紹介して、住んでいるところを紹介して、友達を紹介して
っちゅう優等生ぶりが「なのはママ」がちょうど同じ歳ぐらいだったころと
うり二つってぐらいそっくりやね、これは「意図的に似せた」っちゅうか
「こういう作品」ってのが強固なんだろうな、とおもう。
なのはママの時はまだ「イベント」とも言えた「魔法の力」の「授与」も
親からスマホを買ってもらった娘とそう変わらない印象になるぐらい
「大過なく」そのきっかけを与えられるというのが、映える映えないは別にして
思うところはあるね。変遷の激しい業界で「10年後」ってのを
「律儀にやる」ってのはそれだけでひとつのコンセプトになるのかもしれんね
まあ「旧態依然」って斬って捨ててしまうこともできるのだけどね。















俺物語!! 第1話 「俺のものがたり」 △+












なんだろう今風の少女漫画に「熊」が紛れ込んでいるような異次元空間w
とにかく猛男くんの存在感が世界の法則を乱しているね
単純な身長差とかで世界が小さく見える、女の娘も小さくて守るべきもののように見える
マカロンなんか指でつまんで食べてますぜw そういう衝撃
まあそういう「違う生き物」なんで直情的で無礼で鈍感でも「しょうがないよね」って
いう諦めがつくね、そういうこまいことではなくて人間として最初に信頼できる部分を
最初に確認してしまうと、なかなか手放せなくなるね
また、そういう「誠実さ」は凛子ちゃんの誠実さの保障ともなり
今はだいぶん疑わしくなった「女の娘のピュアさ」が視聴している男共にも
信じられる、そういうしかけ。















ハロー!!きんいろモザイク 第1話 「はるがきたっ」 △++











うわついてるねえw
みなさんすんげー仲良しで、いてもいなくても四六時中その人のことを想っている
そういう新婚のようなラブラブぶりのなかにとぼけた日常をさしはさむ
にっこにこにーな空間、そしてそれを鉄板に描いているねえ
このままボケ倒されてもいいのだけどちょっと目覚ましのために
新キャラの久世橋せんせいを差し挟むのがよい箸休めやね
まあこの先生もこの世界観にのみこまれてしまうのは時間の問題かとおもわれるがw













パンチライン 第1話「パンツパニック」 △+











パンツが見えたら地球滅亡









さてw 「アニメーション」であることの「魂」であるような気がするのよね
「パンチラ」って、「いきもの」が「本人の意思」を越えて動きに
身を託すときに立ち現れるもろもろの諸現象とでもいうか
あれは不自然に隠しても目立つし、むしろ真面目に動かすと
こんぐらいになります、と言わんばかりの過剰さやね
ただ布っきれが見えても面白くもないんで(いや面白いけどw)
それが繋がっている脚とかを使用することになり、必然的に活劇がうまれる
ちょっと無理な体勢になればもう危ない、とまあそういう「静止」したものに対する
アンチテーゼが「パンチラ」にはあると、そう勝手に解釈しているわけで
でもまあそれを正面からやる馬鹿がいるとはおもわなかったw
これは余談だけど同日にやってるTBSの深夜アニメ枠は比較的「パンチラ」に
きびしいから、もしかするとそれにたいする挑戦状ってとこもあるのかもな。














シドニアの騎士 第九惑星戦役 第1話  葛藤 △+










以前放送が1年ぐらい前だったかね、それとはまた何となく違う印象
具体的にどこっていわれると困るけど、まあ日進月歩なんだなあとおもう。
長道が来てからいろいろと変わった、ってのが物語の正当な主人公ってかんじ
あれだね今回いちばん活き活きしてたのが「人間」でなくて
それを乗っ取る「肉の芽」とか「ガウナ」とかってのがイヤだねえw
それは「直筆」ってのから解放されて「クリーチャー」も「人間」も
「均等」に描くことができるようになった現代の技術の恩恵によって
与えられた「新しい触感」ってのが現前しているのかも、しれない。



















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