意志のなかにいる

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同時期に2つ以上メイン制作を掛け持ちしてると不安になる(アニメ感想)

2015-04-27 17:33:28 | アニメの感想2015年Season2







ハロー!!きんいろモザイク 第3話 「あなたがとってもまぶしくて」 △++












エイプリルあやや









なんちゅうか天使が妖精のいたずらに右往左往しているのを
ニコニコしながら見ているような、そんな感じだ。
やっていることはおよそ高校生にあるまじき行為なのに
それが容認できるぐらいまでこのほんわか空間に支配されているわけで
それは先生方までおよんでいるおそろしさ。
「うそ」を巡るはなしをやっていたけど、この世界観そのものが
嘘のような、そういうのでできあがっているよ
「ほんわか」とか「日常系」ってのをここ10年鍛えてきた成果ちゅうのが
こういうおそろしいピュアさが納得できるとこまできているのよね
ぜんぜんすごくないように見えるすごさ。











パンチライン 第3話  火星人、襲来! △+









散漫とだけどハナシの骨が見えだしてきたかんじやね
キャラクターもまあパンツを見せる人達はひととおり理解しだしたかんじ
本来は2話目あたりでやることだけど、いぢわるく引っ張ってきたね
「ハナシの流れ」に頼るのではなくて「激流下り」を楽しむような
そういう感覚で見るのがたのしいかと思う。
みかたんの「津軽弁」がなんか変やね、津軽弁をちょっと知ってる身としては
「津軽弁」というより「みかたん弁」のように聞こえるね
方言の独特に発達したイントネーションにおっとりとした聞こえのいい
天宮さんの声がのっかってできるマカ不思議なことば
釘宮さんの関西弁もそういう印象がある。













レーカン! 第4話  夏といえば、海です。 △(+)









「水着回」なんだけどね、なんだろうこの身持ちの堅さは
視聴者にサービスしようって感じがまったくしないのが当今では貴重かもしれんね
「幽霊」っていう「場」を冷やせる連中はそういうのにうってつけではある
「元ヤンキー」とか「サービス」ってのから徹底的に遠いのが
むしろなんか貴重に感じるともいえよう、あと「幽霊」やね
ふつうに怖いのに、ハナシを楽しむためのガジェットになっているのがふしぎだ
響とか山田兄弟とかが世間一般的に「駄目なもの(幽霊・不良)」を「楽しい物」に
変えてしまうそういうおおらかなあたたかさがある、これも「漫画」とかが
持ち合わせている「異質」を受け入れる魔法なんだろうねえ
これも今ではもう貴重になったといえるだろうけど。














食戟のソーマ 第4話 極星のマリア △+









「学生寮」それも「料理学校」なんでみんなでわらわら集まって
ご自慢の料理を(酒付きで)つまみあうのが楽しいね
なんか「名門料理学校」なんでもっとピリピリしてるのかと思ったけど
見ている側もちょっと意表をつかれるのが当作品のよいとこだ
そうかと思うとただ和んでいるだけでなく「宣戦布告のおかえし」も隠し味で
出してくるのもよい。このおはなしいろいろな「素材」を妙な塩梅で
提示することによって「普通のキテレツ料理漫画」や「エロ漫画」から
一歩抜け出したおもしろい味わいの料理に仕上がっているようなかんじだ
こういうはなしなんでキャラクター(素材)が増えることには不安はなく
むしろ楽しみが増しているといえよう。












ガンスリンガー ストラトス 第4話  対決 時を守る者 △+










「人は銃で撃たれたら死ぬ」ってやってからまあこっちもちょっと真剣に視聴してます
作り手側の思いどおりに。
奇妙なのは「死んだ」はずのキャラも敵味方だと「こっち」や「むこう」には存て
「カタキ撃ちだ!」とか言ってるのね、この世界観をこしらえた人は
相当に「いやなやつ」なんだろうねえw
野郎同士がシャワーで責任をうんぬんするあんましうれしくないサービスシーンありw
そういや「ゲーム」なんだから男女比が5:5にちかいのね
そういう意味でもパンチラだけでなく男共にもサービスさせる世界観だということなのかもしれん
「銃」という「暴力による公平」は「女の武器」の出番を減らすと言っておこうか。













アルスラーン戦記 第4話  厭世の軍師 △+








「天才軍師を迎えに行く」ってシーンは「こういうゲーム」をやっている人なら
どれだけ重要かよく分かっているかと、まあゲームなら「知力100」とかに
すればいいのだけど「物語」だと「実際にアタマのいい描写」をせにゃならんので
それはすなわち物語の作者そのものがアタマが良くなければならないので
「使いたいキャラ」ではあるけど登場させるのをためらうキャラクターではあるわな。
「流言飛語で1兵も用いず勝利」とか頭でっかちのオタにはエクスタシーを感じる
そういうエピソードではある。上司がなんかアルスラーンの親父のような
声ばっかりでっかい猪突型の人だったりするとなおのこと自分をこういう
知力100の優男になぞらえたくなる、というところがあるわなあ。
作戦は百発百中で武芸のたしなみもある、絵はまあアレだけどw
それでいてイケメンで高邁な精神の持ち主とかんぺきに近い人物やね
物語だとこういうキャラクターに出会えるのに現実はどうして北斗の拳にでてくるような
ヒャッハーな人達や半沢直樹の上司のようないやな奴らばかりなんだろう
とふと疑問におもうことはあるね。まあなんのことはなくて自分自身が
その程度の人間、ってことなんだろうけど。






















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