緋弾のアリアAA 第10話 ファーストミッション △(+)
夾竹桃の花言葉は「危険」
シリアスなとこはほぼ全部キョウちゃんに押しつけたようなカタチよな
「頭脳犯」なんで当作品の志向しているところとはいささか異なる相手
ことに「毒」はイカんね、あれは本気をだせば人があっという間に
死ぬるから、ある種「銃」以上にむつかしいのよね
まあ当作品らしく「なぶる」ぐらいまでその威力を弱めて使用して
ようやくあかり達にも勝ち目が見えてきそうだけど
逆に言えば「何かを弱めたカタチ」でしか作品を動かしていけないのが
当作品の弱点ともいえよう、まあこんな見解はいくら裏切ってくれても
かまわないのだけど。
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
第10話 紫苑色の真実 △+
たった1分
「バーチャル」とかすっかり言わなくなりましたよねえ
あんましにも期待を裏切る「もうひとつの現実」ばっかし提供したものだから
すっかり言葉の価値が暴落してしまったね、今は「ネット」
とでもいっておいた方が通りがよいかもしれない。
15年密室と1分間の穴がロジック主義者の最たるもので
その謎が解けずくやしいなら「リアリティがない」と口ずさめばよい
でもまあ「時間と空間」をコントロールすることは小説なり
漫画・アニメなり創作の世界では「当たり前」のことで
四季鏡さんの「過去・現在」がいりまじって事態をややこしくしていたのも
そういう「当たり前」のことを慎重に吟味するととたんに
ややこしくなるというそういうことだったりするわけで
そういうところが「理系的発見」のようなうまみと言っても
いいのかもしれない、それが「物語的うまみ」になっているとも。
終物語 第9話 しのぶメイル 其ノ參 △+
すべてが15年前に繋がるのか、かくしてすべてはFになる、と。
このおはなし、「小説」らしくオトナ達(と扇ちゃん)がわけのわからんことを嘯いて
そして「ラノベ」らしく若人達が「戯れ言」で場をつなぐという
いいとこどりの設定で、今回はとみにそれがロコツだったとおもう。
臥煙さんがありがたーいお話をしている間も神原がカラダを動かさないことが
ないのが視聴者にも助かるね、有難いおはなしも長いと辛いから
たまに体操をえっちらおっちらとしたくなるもの。
あやつアララギも女の娘も大好きだから、からませやすくて
非常にべんりな後輩になってるね。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
第10話 蝶は十一月に消えた 前編 △+
なんでしょ、先週の優しい櫻子さんとはうってかわって
随分結論をやっきになって求めているねえ
「愛情」なんて曖昧なものが相手ではなくて「黒幕」っていう
人間がいる時の対応とでもいおうか
まあ「人間」ですよね、植物のように無害なら平穏無事なまいにちも送れように
最も凶暴な動物ですからねえ、ただ日々を送るだけでも大事件だったりする
今回は(以前も)「蝶」がキーワードになってるね
ちょうど「動物」と「植物」の間ぐらいのいきものだ
「暴力」とはおおよそ縁がないけれどその両方の生物の間を
美しく飛び交って、罠にはめることもある
おそろしきヤツでもある、この知的なおはなしには相応しい
偶像ではあろう。
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