銀の匙 Silver Spoon(第2期)
第7話 駒場、マウンドに立つ △+
スポーツの大会なんかで友達の応援に行くってのは
お手軽に(失礼だが)真剣勝負に触れられて面白いよね
ましてや野球なんかだと学校中がうわついて授業にならないってのはあるかもしれない
「試合に出ている友達」の側からそれを描くのはなかなかいい視点
ともあれ「一体感」が得られるよい機会かと
エゾノーは「~感」ってのがいっぱい得られるわな、楽しいことだけじゃないけど
「風」がちょっと吹いただけで勝ち負けになるのは
この前の五輪を視てればよく分かるわな、あ農業関係者は当然ですね。
サムライフラメンコ 第18話 宇宙でフラメンコ △!
なんかウルトラセブンでも敵宇宙人とちゃぶ台をはさんで会話してた回があったなあ
まあでもあれが異質だったのは普段真面目にセブンが戦っていたからで
サムメンコは話がとっくに「特撮のパロディ化」しているんで
笑いバナシが笑えないという状況なのね
まあ、多分サムメンコはあえてそういう「陳腐化」しやすい
ヒーローものを踏襲することによって「笑えないハナシ」ってのをやってるのだろうけど
目出度く一周しちゃった「その次」こそ多分このハナシの真髄なんだと思われる
まーここまでで大概「面白い波」からハズれちゃって視聴する側は随分ツラかったから
今更評価がコペ転するともおもえないけどサ
ストライク・ザ・ブラッド 第19話 「観測者たちの宴篇Ⅳ」 △(+)
わたしの目の届かないところで変なことしないでください!
↑届いていればいいのかw
「つくられた感」が高いセカイなんでそれに異議申し立てをするのが出てきても
おかしくはないわなあ、で毎回謎の召喚と打ち消しの槍に負ける、と
「圧倒的な構築力で世界観を造り出す」のではなく「いかがわしいセカイ感」を
利用して刹那的な満足感を満たすってのがライトノベルオブライトノベルといった本作品
ま、でも「いやらしければいいや」ってほどにははっちゃけてなくて
あくまで「合法的にいやらしいことをする為の装置」って考えれば
エンタメの優等生ともいえんくはないわな
キルラキル 第20話 とおく群衆を離れて △++
「姉妹入れ替わり」とかこのカブいた作品でやられると予測が難しいね
「アタマの悪い振りをして定番のハナシをやる」って方法論
まあそのアタマの悪いふりが相当面白いので可能な芸当なんだけど
今回は姉妹で服を着せ替えっこというわけで、それだけで満足ではある
ブレる妹とブレない姉の姉妹喧嘩もいよいよ決着かねえ
いなり、こんこん、恋いろは。
第7話 おとめ、ときめく、あかね色。 △+
うか様から濃厚なラヴコメ臭がするなあw
「突然授かった力」を持てあますのが作風ですよね
「この世界はうまくいかない、だからいい」ってことよね
ゆっくりと大切な何かが蓄えられていくそういうかんじ
墨染さんがいなりのことでまじおこになるのがよいね
友達のためになら本気になれる娘ってやつね、かわいい。
ガンダムビルドファイターズ 第20話 「裏切りのアイラ」 △+
父ちゃんの影響でガンダムの台詞をそらんじるとか
英才教育の賜物ですなあw まあ冗談じゃなくて
「ガンダム」が親子のものになっていってる(というかそうしたいのかも)
ってフシはあるな、AGEだと上手くいかなかったそれだ。
「自爆」しないあたりに「ガンプラ魂」を感じるね
そうだからこそキララちゃんの説得に力が籠もるし
半端な気持ちでやっている輩にはいきどおりを感じる
そうやって「戦記もの」とはハッキリ違うことを主張していながら
戦記ものではお約束の「ちょっと気になる娘との敵味方に分かれてのバトル」を
やるあたり、よく分かっているとおもう。
「愛しているけど従うだけではない」って感じで、カッコイイです
中二病でも恋がしたい!戀 第8話 「偽りの…精霊聖母(モリサマー)」 ○
「モリサマーよりモリサマーらしくなれる」ってのは
「モノマネしてる人のほうが似ている」って論調ですよね
まあそもそも中二病ってのがほうぼうの設定から「真似ている」
といえなくもないけれど。
一方で普段のくだらないやりとりとそれにまつわる想いこそ「ホンモノ」
っちゅーわけで何が本当に求めているものかは分かりきっているから
モリサマーであることないことは本当はどうでもいいのだよねえということ
そういうのを途中の中二病戦闘シーンと森夏の凸への吐露の対比によって
実にハッキリさせてる、百合っぽいのに実に清々しい奇妙な一幕だったかと
その時の森夏の笑顔こそまさしく聖母(モリサマー)だった。