プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

最果ての地へ

2009-11-24 | くるま旅&ちょいとお出かけ

23日。
竜飛岬に向かう。
途中で給油す。煙草を吸おうと事務所内に入ろうとした時、もんどりうって転倒。膝を強打す。
車に戻り、転倒した旨家内に伝えるも、
「見よった。きたないサンダルば拾ってもらいよったやん。」

・・・汝、所感それだけなりや。

竜飛崎灯台の途中に『日本で唯一の階段国道』の看板あり。

ただし比較的新しく出来たる由。


竜飛崎灯台にて。

体が持って行かれそうな猛烈な風吹く。台風並み。
家内、見苦しくも、セミのように標柱にしがみつく。

はるか彼方に函館を望む。

津軽を南下。
太宰治の生家ありしを人に聞く。さっそく立ち寄る。

太宰の生家、津島家は有名な資産家で、小作人300人を超えていたとか。

その保存状態の良さに感銘す。和洋折衷の豪奢な造りなり。
もっとも太宰本人は「ただ大きいだけの、何の趣もない家で・・・」
と評していた由。


この後「いかりが関」という道の駅で食事と、入浴をし就寝。

余談だが、この旅行中、法事のとき以外は、もっぱらTシャツに上着、はだしにサンダルで通す。やせ我慢にはあらず。
風呂上りに零下の屋外で、半袖シャツにはだしの姿で煙草を吸っていると、地元のもこもこと厚着したおばちゃんが気味悪そうに、我を避ける。

東北人は寒がりなり。


つわものどもが夢の跡

2009-11-24 | くるま旅&ちょいとお出かけ
石巻を出発し岩手の厳美渓なる道の駅で就寝。

22日
起床し平泉にむかう。言わずと知れた藤原三代の栄華を見る。

毛越寺庭園。

家内、昼前にかかわらず名物の雑煮餅を食す。

次に高館の義経堂を見る。義経終焉の地。

ただし異論ありとの事。衣川館にて自害したとの説が通説。
芭蕉この地で有名な
『夏草や、つわものどもが、夢の跡』を詠む。
遥か彼方に過ぎ去りし歴史にふれ、涙こぼしたる由。


中尊寺参道弁慶の写真撮影場所にて。
さすがに違和感あり。後悔す。


金色堂覆い堂。この建物の中に金色堂あり。

この後青森へ向かう。
道中家内といさかいあり。
以後家内に問いくるも、沈黙を持って返す。

フンだ!

この日は浅虫温泉(道の駅)にて就寝。
トイレに「洋式トイレの使い方」なる張り紙あり。
・・・・北の最果てに来たるを実感す。