R210を九重町のオートキャンプ竜門へ向かう。
日田を過ぎたころから、超安全運転の黒いレクサスの後続になってしまった。
速度制限50ｋｍ/ｈの道路を35ｋｍ/ｈほどで進んでいるのだ。
そればかりか、ちょっとしたカーブでも20ｋｍ/ｈ以下にブレーキング。
軽トラ君。
しばらく辛抱していたが堪忍袋が切れたか、猛然とテールツーノーズで追い立て始めた。
やったー！いいぞ。
この時ばかりは、後ろから軽トラ君に喝采をあげてしまった。
いや、私だけではない。後続車の全員がそうであったと断言する。
「うん。あんたは悪くないぞ。レクサスが100％悪い。どんどんやれ。」
と、そんなことはどうでもいいわけで。
オートキャンプ竜門である。
「今年はホタルがよかですよ。」（管理人）
ほほう。
そりゃ楽しみだなあ。
いままで、上の段のサイトはトイレが遠く不便だったが、立派なトイレが新築された。
なんと大理石の壁である。
おまけにウオシュレットなのだ。キャンプ場では珍しかろう。
宴会が始まると、オーナーから、
「鹿肉。生姜醤油で食べてみて。」
あざーす。
刺身で食うのね。ほんじゃ
ぱく。
うんめえ！
酔っ払いたちの酒量が２割ほど増えたのは言うまでもない。
８時ごろ、ホタルが飛び出したらしい。
キャンプ場の外を流れる川まで降りてみた。
１０数年前、初めてここでホタルの乱舞を見たときの感動は今でも忘れない。
その後ほぼ毎年来ているが、なかなかあのような光景は見られなかったのだが、
今回はその時に次ぐものであった。
儚げなその明滅をしばし眺める。
ただ、
残念ながら、その明滅をカメラでとらえることが出来ない。
という事で、画像はなんと
１枚もない。
ここまで読んで、なにがしか期待していた方には気の毒だが、
私の腕では仕方ない事である。
代わりに宴会風景を・・・
いらない？
ごもっとも。
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