総選挙についてあれやこれや書こうと思い、机に向かったものの
何を書いても負け犬の遠吠えのようになってしまう。
虚しい…。
それにしても、投票率の低さには呆れた。
これからテレビの取材などで政治について発言する人は
選挙権を行使したかしないかをはっきりさせてから発言してほしいものだ。
沖縄県の結果が、日本の先駆的な市民の決断の結果だと思いたい。
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どうもほれぼれするような政治家がいない気もします。初代環境庁長官、大石武一、平和主義ともいえる宇都宮徳馬、まあ個性的で、哲学があった気もするんだけど。ここまで来ると、あきらめ。白けています。沖縄は足を踏まれ続けている怨念の表れでしょうか。根性があっていいですね。でもその犠牲の上に乗っかっている俺はなんなんだ!!と自己嫌悪>
小選挙区制は、日本には不向きですよ。
これも、二大政党制を作り上げたくて仕方がなかった小沢一郎が無理やりねじ込んだわけでしょう。
その小沢一郎も今回は石原新太郎と一緒に成仏してくれるかと思ったら、しぶとく当選。
一人じゃ何もできないから、きっと近いうちに誰かを抱き込むのでしょう。
もし、死票の出ない比例代表制だったら、今回の選挙結果も大きく変わることでしょう。
選挙権を有する国民の半分しか投票に行かず、1票の格差も是正されないままの選挙をよしとしている制度・司法にも問題があります。
最高裁判所裁判官の国民審査の方法にも、私は北海道の「支持政党なし」と同じように、詐欺的なものを感じています。
さて、沖縄ですが、先月沖縄を訪れた時、市街地に続くキャンプと自衛隊基地のフェンスが、とても印象に残りました。
街中にも続くフェンス。
右を見ればキャンプ、左を見れば自衛隊といった具合です。
本土の人間の多くは、沖縄を他人事だと思っている、と、私は考えています。
もしくは見て見ぬふり。
それは、東日本大震災から4年、悲しいかな、フクシマにも通じるものがあると思います。
他者の苦しみの上に成り立つ、利便性溢れる快適な生活。
それを自覚している人は、決してこのままでいいなどとは思っていないはずですが、いかんせん、ほんの一握りのようです。