ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

奥伊勢フォレストピア宮川山荘

2014-07-16 22:38:13 | 旅・おでかけ

7月13日(日)

14日(月)に行われる、三重県大台町立大台中学校の3年生を対象とした「タバコの害学習会」と
鈴鹿市にある鈴鹿回生病院での「第1回タバコセミナー」で講演
するため
大台町にある奥伊勢フォレストピア宮川山荘に宿泊することになった。
9時30分に家を出たぴすけは、宇都宮線で大宮駅に
大宮駅からは新幹線を乗り継いで名古屋駅に12時40分に到着。
12時58分発の南紀5号に乗り換えた。
名古屋駅から約1時間45分後の14時45分、 無人駅の三瀬谷駅に着いて
のんきに去りゆく列車を撮影していると、「こんにちは、ようこそ」と大きな声が聞こえてきた。
三瀬谷駅で下車したのはぴすけ一人。
声の主を探して駅舎の方を見やると、今回大変お世話になった鈴鹿回生病院の松島先生と奥様が
にこにこしながら出迎えてくださった。
先生のお車で、この日宿泊の奥伊勢フォレストピア宮川山荘まで送っていただき
部屋で一息ついた後、夕食まではまだ時間もたっぷりあるので、周辺の散策に出かけることにした。
いいのかそんなにのんびりして。明日の準備とリハーサルは大丈夫なのか



奥伊勢フォレストピアには、今回ぴすけが宿泊したホテル仕様の宮川山荘のほかに
かなりハイセンスなコテージがあり、そちらの宿泊もなかなかよさそうだ。
コテージに宿泊した場合、自炊のほか、食材を用意してもらえるバーベキューや
宮川山荘内のレストラン・アンジュでの食事も選べるようになっている。

コテージの脇から吊り橋を渡り、宮川の支流である薗川を見下ろすと
真っ青な水が豊富に流れ、浅瀬では家族が水遊びをしていた。
ぴすけも足を浸けてみようかと思ったが、冷たい水に体を浸けると
後でほてりを感じるのが小さいころから苦手で、やめておいた。

散策コースを進むと、原木栽培の椎茸畑があり、その先には小さな滝もあった。

薗川の上流を眺める。
薗川が流れ込む宮川は、 国土交通省の一級河川水質調査でたびたび1位を獲得している清流で
この日はあいにく雨続きだったため濁っていたが、その支流の薗川はこのとおりの美しさ。

山肌には、ホタルブクロが咲いていた。
大台町では、林業がきちんと機能しているのだろう。
気持ちよく整えられた植林地が続く。
1時間ちょっとの散策で喉も乾き、宮川山荘のラウンジで伊勢和紅茶を注文。
この紅茶、松阪市飯高町・飯南町産のやぶきた茶を100%使用し
加工も同地区で行っており、渋みも苦味もないすっきりとした飲み口で
大変香り高く、ストレートティーで味わうのが最適と思われる。
この日はホットで頂戴したが、アイスティーにしてもおいしいかもしれない。
現在ぴすけが愛飲しているのは、スリランカのラボケリー茶園限定の
マックウッズのイングリッシュ・アフタヌーンだが、こちらはコクが深くミルクティー向きである。
伊勢和紅茶の端正な香りと味は、なかなかほかの紅茶には見られない上質なもので
現在はどうやっても入手できないフォションのマタン・ド・フランスに匹敵する味わいだ。
ぴすけは大変気に入り、帰宅後、早速松阪から取り寄せることにしたのだった。

夕食は、18時30分から、宮川山荘内のレストラン・アンジュで。
うれしいことに、デザートとともに伊勢和紅茶が運ばれてきて、これらも平らげた。
夕食後、宮川山荘の計らいで、もう一組のお客さんと一緒にホタル見物に連れて行ってもらった。
とくにこの時期は、ヘイケボタルもゲンジボタルも光を放つことはないそうで
ヒメボタルのみがかろうじて残っているかどうか、という時期だったようだ。
ヒメボタルの光り方は大変特徴のある点滅で、暗い山肌一面に点滅する様は圧巻だった
都会育ちの()ぴすけは、生まれて初めてホタルが光を放つところを見たのであった。 



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