ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

つきの兎を訪ねて

2008-01-05 18:47:26 | 旅・おでかけ

相方は兎年生れである
どこかで兎にちなんだ神社があると聞いていたらしく
かねてから行ってみたいと話していたので
2日にその神社に行ってみた。
その神社は埼玉県さいたま市の「調神社(つきじんじゃ)」で
浦和駅の西口から歩いて12分ほどのところにある。
相方は30km走って(歩いて?)まだ足の痛みも冷めやらぬなか
クールダウンのつもりで痛い足を引きずりながらのお出掛けである。
大丈夫なのか?
調神社に着くとすごい人出で、一方通行で参拝するように順路が敷かれている。
参拝はともかく境内の兎を見に来たのだが、仕方なく参拝者の列に並ぶ。

調神社は、その縁起によると、第10代崇神天皇の勅命により創建。
調神社の「調」は「租・庸・調」の「調」で
伊勢神宮へ納める貢(調)物(みつぎもの)の
初穂を納めた倉庫群の中に造営されたため
搬出入の妨げになる鳥居がないと伝えられている。
また、調(つき)の名が、月と同じ読みであるところから
月の動物といわれた兎が神の使いとして崇められ
中世の月待信仰とも結びつき、江戸時代には月読社とも呼ばれていた。

月の兎よろしく、境内には各所に兎が。

入口から境内に向かって左手には「阿」の兎

その向かいには「吽」の兎

手水舎では兎の口から水が出ている
ズルズルと人波に揉まれるように本殿の前に着くと
本殿の透かし彫りにも兎が

ん?よくわからない?
では少し大きめのものを

わかるかな?
こんな写真を撮っているなら参拝しろといわれそうだが
またズルズルと人波に揉まれて本殿から遠ざかる。
旧社殿にも兎の彫り物があったり、ほかにも兎がいたのだが
一気に疲れて、逃げ帰るように神社を後にした。
今度はもっと暖かい季節、人がいなくなってからゆっくり訪れたい。



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