久しぶりに、立ち読みで一気読みしてしまった。。
『99.9%は仮説』
科学は万能ではないばかりか、突き詰めれば全て仮説に過ぎないこと、
当たり前は常の当たり前ではないこと、確かなものなどないこと、
こういった問題について、科学の中の様々な事例を挙げて語ってくれている。
そして、また、書名が非常に科学的である。
「全てが仮説」という言葉でさえ仮説であるのだから、
「100%」ではなく、「99.9%」にしているのだろう。
私は懐疑主義者であるので、この本の基本的な主張は全て考えたことがあるし、
今でも考え続けている。
半年前に、「科学の出発点は仮説」と言って、工学系の学生と大議論になったことがある。
だから、目からウロコ、というコトはなかった。
しかし、この書の中で挙げられている大小の事例は非常におもしろく、参考になるものばかりである。
また、書き方のテンポがよく、非常に読みやすい。
自然科学以外の事例の中には、主張と論点がズレてピンボケしてしまっている箇所もあるが、
あらゆる分野に通用するテーマであることを説明する、意欲を汲むべきであろう。
オススメの一冊である。
『99.9%は仮説』
科学は万能ではないばかりか、突き詰めれば全て仮説に過ぎないこと、
当たり前は常の当たり前ではないこと、確かなものなどないこと、
こういった問題について、科学の中の様々な事例を挙げて語ってくれている。
そして、また、書名が非常に科学的である。
「全てが仮説」という言葉でさえ仮説であるのだから、
「100%」ではなく、「99.9%」にしているのだろう。
私は懐疑主義者であるので、この本の基本的な主張は全て考えたことがあるし、
今でも考え続けている。
半年前に、「科学の出発点は仮説」と言って、工学系の学生と大議論になったことがある。
だから、目からウロコ、というコトはなかった。
しかし、この書の中で挙げられている大小の事例は非常におもしろく、参考になるものばかりである。
また、書き方のテンポがよく、非常に読みやすい。
自然科学以外の事例の中には、主張と論点がズレてピンボケしてしまっている箇所もあるが、
あらゆる分野に通用するテーマであることを説明する、意欲を汲むべきであろう。
オススメの一冊である。