子ども手当を未納給食費に充当、首相が検討(読売新聞) - goo ニュース
確かに、給食費未納で開き直っている家庭に対しては何らかのペナルティーがあるべきだという、倫理的な意識は共感できる。
しかし、給食費を払っているかどうかを調べるのにどれだけの手間がかかるかをわかっているのだろうか。
実際問題として、この手法は現実的ではない。
財政赤字の改善のために、無駄の削減が叫ばれている。
このような状況下で、わざわざ役所の仕事を増やすようなことをするのは、逆行としか謂いようがない。
人件費がかさむか、行政サービスの質が落ちるか、どちらかであろう。
愚策としか言いようがない。
だいたい、智慧が感じられない。
各家庭が給食費を払っているかどうかをいちいち確認して、
その結果に応じて子ども手当支給額云々を計算するくらいだったら、
そもそも、公費をつぎこんで学校給食を無料化すれば良い。
もちろん、子ども手当はその分だけ減額する。
これなら給食費を納めたかどうかという問題は消滅するし、
子育てにかかる費用を減らすという趣旨を少しも損ねていない。
この場合の問題は、各学校で学校給食にかかる費用が異なるという点だろうが、
それは、子ども手当を、自治体経由で支給するようにして、
自治体から家庭に支給する際に、その家庭の属する学区の給食費を差し引けば良い。
少なくとも、一家庭毎に給食費納付の有無を調べるよりは遥かに簡明。
まずは学校給食の無料化から手をつけるべきである。
それは「全ての学童に栄養ある食事を」という給食の理念にも適う。
確かに、給食費未納で開き直っている家庭に対しては何らかのペナルティーがあるべきだという、倫理的な意識は共感できる。
しかし、給食費を払っているかどうかを調べるのにどれだけの手間がかかるかをわかっているのだろうか。
実際問題として、この手法は現実的ではない。
財政赤字の改善のために、無駄の削減が叫ばれている。
このような状況下で、わざわざ役所の仕事を増やすようなことをするのは、逆行としか謂いようがない。
人件費がかさむか、行政サービスの質が落ちるか、どちらかであろう。
愚策としか言いようがない。
だいたい、智慧が感じられない。
各家庭が給食費を払っているかどうかをいちいち確認して、
その結果に応じて子ども手当支給額云々を計算するくらいだったら、
そもそも、公費をつぎこんで学校給食を無料化すれば良い。
もちろん、子ども手当はその分だけ減額する。
これなら給食費を納めたかどうかという問題は消滅するし、
子育てにかかる費用を減らすという趣旨を少しも損ねていない。
この場合の問題は、各学校で学校給食にかかる費用が異なるという点だろうが、
それは、子ども手当を、自治体経由で支給するようにして、
自治体から家庭に支給する際に、その家庭の属する学区の給食費を差し引けば良い。
少なくとも、一家庭毎に給食費納付の有無を調べるよりは遥かに簡明。
まずは学校給食の無料化から手をつけるべきである。
それは「全ての学童に栄養ある食事を」という給食の理念にも適う。