ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の見もの(グリーン・ランタン)

2013年08月23日 13時48分13秒 | 見もの

グリーン・ランタン
Green Lantern
2011年 114分 アメリカ

アベンジャーズ以来、アメリカンヒーローものを意識して見ている。これも名前から(実情は知らなかったが)アメコミヒーローに違いないと見ることにした。

今から数十億年前、不死身の種族が宇宙最高の力を入手。彼らは宇宙の“ガーディアン”となり様々な星から勇者を選び、宇宙警察機構〈グリーン・ランタン〉を作り上げた。だがそんな彼らに最大の危機が訪れる。伝説の戦士アビン・サーが無人の星に封じ込めた最も危険な敵・パララックスが封印を破り、復讐を開始したのだ。

新たなパワーを獲得した彼に襲われ、致命傷を負ったアビン・サーは近くの星で新しいメンバーを選ぶために宇宙船を発進させる。一方、彼が向かった星・地球では一人のテスト・パイロット、ハル・ジョーダンが戦闘機を操縦していたが、自信過剰でお調子者の性格が災いして重要なテスト飛行に失敗。なんとか墜落寸前に脱出したハルは、社長の娘で次期経営者候補のキャロル・フェリスから謹慎を言い渡される。

海岸に不時着したアビン・サーは“恐怖を克服できる勇者”を選ぶ宇宙最強の武器パワーリングに「しっかり選べ」と声をかける。だがそのリングが選んだのはハルだった。アビン・サーは栄誉と責任ある役目をハルに引継ぎ息を引き取る。パララックスは4人のグリーン・ランタンを殺し、2つの星を滅ぼした。しかも相手の恐怖を吸い取ってパワーとするため、戦うたびに力を増している。グリーン・ランタンのトップに立つ戦士シネストロは、宇宙の存続すらも危ぶむガーディアンたちに最強の部隊を率いて勝利すると宣言した。

アビン・サーの遺体は政府に回収され、生物学者ヘクター・ハモンドに調査が依頼される。だが父親のロバート・ハモンド上院議員のコネだけでトップシークレットに関わることになったヘクターは何ひとつ解明できない上に、解剖中パララックスの細胞に感染してしまう。そんな中、グリーン・ランタンの拠点、惑星オアに呼ばれたハルは、案内役のトマ・レーから、心に描いたイメージを物体化するパワーリングの使い方を指導されるが、意志の力が弱いハルはうまく操れず、訓練係のキロウォグに叩きのめされる。ハルの弱点は恐怖心だと見抜いたシネストロは「お前が後継者ではアビン・サーを侮辱することになる」と怒りを露わにする。運命から逃れたいと悩むハル。だがその頃、ヘクターの導きでパララックスは地球へと向かっていた……。※あらすじはネットより(改)

もう何も言うことはない、ひどい映画だ。ストーリー展開も主張もウルトラマンと同じだから、幼稚園児と一緒にウルトラマン映画を見ている人ならこのストーリー展開に笑いが出て楽しいに違いない。

特撮はそれなりに良いが、主人公が情けなくいい加減で、まぁ監督の言わんとすることはわかるが、映画にするほどのもんじゃないでしょうって感じ。※敵が地球の都市を襲うシーン、たこみたいなのが触手を伸ばして襲ってくるシーンはなかなか感動する特撮だった。ここはお勧め。

子供の頃見たヒーローは、それが甦るだけで嬉しいもので、たとえ映画がダメダメでも動いているヒーローが見られるだけで嬉しいと思っている。私にとってはそれがウルトラマンだ。だからバットマンでもスーパーマンでも、アメリカ人がこの手のヒーロー映画に夢中になり、作り続けるのもわかる。だけどこれはないでしょう・・。商業的にも失敗したんじゃない?いくら何でもこの内容では。

ということで、パーティーみたいにみんなが集まって、余興で見て色々言って楽しむならいいけど、わざわざお金出してレンタルして貴重な時間を使って鑑賞するのは止めた方がいいと思う。ああ、「アメリカンヒーローファンを除く」だよ。

もう一つわからないのが、アメリカ人的にはヒーローは身体の線のくっきり見えるフィットスーツにぴったりタイツでないといけないの?ってこと。

日本人にとってのヒーローは巨人ですよ。ウルトラマンもマジンガーZも。確かにそうだけど、仮面ライダーやガッチャマンみたいな等身大もあれば、ウルトラセブンのようにミクロ~人間サイズ~40mまでサイズが変えられるものもいる。確かに一定の決まりもないとは言えないけど、全員がタイツマンのアメリカンヒーローとは違う。

私にはヒーローはタイツを穿くと言うアメリカ的決まりが、どうしても理解できないのである・・。

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