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酒と釣りの友 天国の mさんヘ

resurgence of vinyl

2009-12-08 22:04:42 | 海外ニュース
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vinyl とはビニール製のレコード盤のことです。近年、ほとんど姿を消したあの懐かしき丸いレコード盤とレコードプレーヤー(turntable)の存在が見直されているそうです。前年比、35パーセントの売上増。

日本のことではありません。アメリカの話です。

買っているのは意外にも中高年ではなく iPods 世代の若者です。しかも埃にまみれた中古品ではなく最新のヒット曲のレコード盤バージョンです。

何故なのか?

彼らは音そのもののクオリティーが違うと言います。デジタルでは再現できないアナログの世界が存在するのです。アナログ人間を代表するような僕としてはなんとなく嬉しくなる話ですね。

以前のレコード盤に比べると今の製品はレコード盤そのものの厚みも増してはるかに音質が改良されているとのこと。われわれのかって経験したことのない音の世界がそこにあるのかも知れません。

売上好調の原因は音質だけではありません。当然大きくなるレコードジャケットのデザイン、アートおよび付属の解説書(liner notes)もCDやDVDを入れるちっちゃな容器では太刀打ちのしようがありません。昔のレコード盤が捨てられないのはみなさんジャケットに魅せられて買ったせいではありませんか?

ワーナーミュージック系のレコード販売会社 Mike Jbara社長の次の言葉がレコード盤復活の核心を言い当てています。

”It is absolutely easy to say vinyl doesn't make sense when you look at convenience,portability,all those things. But all the really great stuff in our lives comes from a root of passion or love.

記事 New York Times 12/7/2009
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