piebald's blog

ポニーと馬と私が作るブログです。

もう、いいよ。

2009-06-11 21:17:44 | インポート
パイ  「まあだだよ。」

これが、私へ返事でした。

でも、



リラとマルクは、もう、帰って行きます。
アルちゃんも、気付いて、後を追います。

アポ  「もう少し、いればいいのに。」

アル  「だめよ。母さんが、帰ってしまったもの。」



三人がいなくなると、アポちゃんは、ウキウキです。

ウラン 「アルネエを、呼ぼうよ。」

アポ  「だめだよ。マルクに気付かれるもの。」

といいながら、ふたりは、獣道ならぬ、牛馬道に向かいました。

ウラン  「私が先よ。


       あっ!」



アポ  「どうしたの?」

ウラン 「モーザが、通せんぼしてるの。」



アポ  「僕達、これからが本番なの。

      今しか、ゆっくり外で遊べないんだから、

      そこ、どいてくれないかな。」

なるほど。
密談の内容は、これだったんです。
外に出ると、いつも、マルクが怒って、連れ戻すのです。
栗拾いの時は、パイは、散々、マルクに邪魔をされました。
そこで、マルクがいなくなるのを待って、脱走を企てたのです。

でも、モーザが行く手を阻みます。

どいてくれるでしょうか?

モーザ  「モー!」

あ~あ。



アポ、ウラン  「キャー!

          お母さん、助けて!」

ふたりとも、逃げてきました。

すると・・・



パイ  「だれ!

     私の子供達をいじめるなんて、

     許さないわよ!」

・・・行ってしまいました・・・・・。