残念

私の狙いは、ウランちゃんと、花子ちゃんのハグハグでした。

贅沢な願いです。

でも、



ふたりの距離は、どんどん、狭まります。

もう少し・・・



メイ　　「モー。」

ウラン、花子　「えっ？」

そんな・・・



花子は、左の方からの呼び声に答えるように、向きを変えます。

花子　「はい、はい」



メイ　「私と遊んで。」

花子　「起きたのね。
　　　　　わかった。わかった。」

この子牛は、五月に生まれたメイちゃんです。
ミニブタさんご一家のお父さんにお部屋を取られてしまいました。
そこで、異例の早さで、放牧開始です。キャリーが花子の面倒を見るように、花子は、この子の面倒を見るようです。



メイ　「早く、早く来て。」

あぁ～。ウランちゃんとのハグハグ。実現しませんでした。



花子は、メイちゃんの後について行ってしまいました。

残念だね。ウランちゃん。

ウラン　「うん。

　　　　　私だって・・・。」

？　ウランちゃんは、淋しそうに・・・・