今日は、昨日の続きのお話です。
3日間かけて 『 房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 』 を巡ることにした私達、2日目は“内田未来学校”から周りはじめました。
丁度作家の武内カズノリさん、津野元子さんとお会いして、お話を伺うことが出来ましたよ。
その後、また途中の駅に展示されている作品を観ながら、車で移動していきます。面白かったのは、上総川間駅に展示されたジョアン・カポーテ作の 《 Nostalgias 》 と・・・・・・
上総鶴舞駅に展示された成田 久さんの 《 試着駅。 》 など。
その後、旧平三小学校へ行きました。コチラには12の作品が展示されていたようです。
その中で私達が一番気に入った作品は、栗 真由美さんの 《 ビルズクラウド 》 。
お部屋に入ったら真っ暗だったので、どうしたものかと思っていたら、足元のペダルを踏むと作品が明かるく輝きだしました。
建物は近所にあるもののようで、帰り路でこの中にあった建物をひとつを見つけましたよ 。
キム・テボン ( 金泰範 ) さんのこの不思議な展示は・・・
中が宇宙ステーションのようになっていましたよ。ワクワクしますね!
これは大野 修平さんの作品、 《 Bugs dress 》 。
大野さんにもお会いすることが出来お話しを伺ったところ、こちらのドレスは捕虫網で作られているらしいです!
コロナでなければ夏に開催する予定でしたから、中に蝶が舞う姿を見ることができるはずだったそうですが、冬に変更になってしまったので、残念ながら映像で見ることになってしまったそうです。
こちらは冨安 由真さんのインスタレーション、《 The TOWER ( Descension To The Emerald City ) / 塔 ( エメラルド・シティに落ちる ) の一部です。
写真では分かりづらいですが、エレベーターの中の机や椅子も縮小版の本物・・・細部まで同じになっていて驚きます。
旧平三小学校での展示を楽しんだ私たちは、再び駅での展示などをみつけながら次は月出工舎へ行きました。
こちらの会場の作品も興味深いものが色々でしたが、一番印象的だったのが 岡 博美さんの 《 その内に持つ色 》 です。
実物の色は写真の色よりももっと柔らかい感じで、体育館の窓から差し込む光が当たって、美しく輝いていました。
朝か午後2時頃がお勧めということでしたが、丁度良い時間に観ることができました。
会場を出る前に、中のカフェでひと休み。ジュースとクッキーを頂きました。
こちらの月出地区、月出工舎だけではなく周辺にもいくつもの作品が展示されていました。
近くの古民家も会場になっていて、家全体を使っての作品が 田中 奈緒子さんの 《 彼方の家 》 。
家具などが床に沈んでゆく感じになっていて、色々考えるととても怖いです。
月出を出た後、この日最後の目的地の養老渓谷に向かいました。
是非行ってみたかったのがコチラ、 『 アートハウスあそうばらの谷 』 。
タイガー立石さんがアトリエとして使用していたという建物です。
展示されていた作品はマルニクス・デネイスの 《 PIVOT POINT - ICHIHARA 》 。
ひとつ目の展示は、この場所から養老渓谷駅までを3Dデータ化し点で描き出しているもので、ゲームのコントローラーを使って映像を動がせるようになっていました。
養老渓谷は、作品のそれぞれの場所が結構離れていて、残念ながら途中で時間切れになってしまいました。
そして、残りはあと1日に。
よく考えて周らないとね・・・
( つづく )