◆ 「表現の不自由展・その後」がテーマだった
年末・人報連シンポジウム (多面体F)
暮れも押し詰まった12月28日(土)午後、人権と報道・連絡会の第35回シンポジウムが水道橋のスペースたんぽぽで開催された。今回のテーマは、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」の展示中止・再開騒動を素材にした「表現の自由とマスメディア」だった。
パネリストは小倉利丸さん(「表現の不自 . . . 本文を読む
《【労働情報】特集・教員「1年変形」の危険性》
◆ 対象範囲、期間等は「条例」で
損なわれる労使協議原則
藤川伸治(NPO法人教育の杜理事長)
公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法(給特法)の一部改正案が閣議決定されました。給特法は、悪名高き「やりがい搾取」を法律上認めているものです。
労基法37条(時間外等の割増賃金)を適用除外し、時間外勤務手当を払わない。 . . . 本文を読む
◆ 職員室のPCは数台だけ、プリントのコピー代にも困窮
現役中学教員が語る「教育現場の“理不尽な貧しさ”」
「『子どもに満足な教育を受けさせなくていい』と言っているのと変わらないと思う」
本記事は、公立校の中学教員に「一般教員として感じている“学校の問題点”」を語ってもらう連載企画。今回はたびたび言及されてきた「学校にいかにお金が回っていないか」についてAさん、Bさん(仮名)にインタビ . . . 本文を読む
◆ ゴーンの日本刑事司法批判は基本的に正当である (前田朗blog)
刑事被告人カルロス・ゴーンの国外逃亡事件は近来まれに見るサスペンスでありコメディでもあった。1月8日の記者会見も、逃亡方法の具体的説明はなかったものの、デマを垂れ流してきた日本の御用メディアを排除し、国際メディアを相手に、ゴーンの主張を初めて提示した点で聞き所が満載であった。
日本の検察と日本の異常マスコミは「ゴーンが一方 . . . 本文を読む
《尾形修一の紫陽花(あじさい)通信から》
◆ ゴーン事件考③日本の司法制度編
カルロス・ゴーンはレバノンで「日本の司法制度は不正」と批判を繰り返している。その指摘をどう考えればいいんだろうか。
よく裁判のニュースで「不当判決」と書いた紙を持った弁護人が出てくることがある。2019年に最高裁の「大崎事件再審の逆転棄却決定」は、ここでも批判したけれど、間違いなく「不当決定」だと考える。それ . . . 本文を読む