ガソリン価格がまた上がりました。
先週末に石油公社Petrobrasがガソリン価格の再調整ー値上げを発表。
公社側はその後2か月ほどかけて市中での販売価格が調整されるであろう...と言っていましたが、マナウス市内では値上げ発表からたった2日ほどで一斉に店頭での値上げが行われました。
前回の値上げからたった3か月余りよ。
今回の値上げでマナウス市中のガソリン価格は6,29レアイス(約130円)となりました。
日本の方からすれば「なんだ まだ安いじゃないか」と思うかもしれませんが、ブラジル 現在の最低給料が1100レアイス(約22000円)ですからね。
実際、ブラジルでは現在車離れが進んでいて、バイクに乗り換える人が増えているそうです。
二輪業界は生産が追い付かないほどだとか。
一時タクシー業界に脅威を与えていたUBER等のアプリ配車システムも、ガソリン価格の高騰で採算が取れないと、運転手側が職を離れていくケースが増えているそうです。
なので配車を頼んでもキャンセルされることが増えてきているとか。
先日夫が頼んだら「1時間後に到着します」と表示され、あきらめてタクシーを呼んだそうです。
タクシーも今ではアプリを使って位置情報等を確認してくれるので、以前より使いやすくなりましたしね。
でもね、ガソリン価格 2011年末には2,50レアイスだったのよ。
10年間で2倍半の価格上昇!
ガソリン価格の値上げとともに、ガス価格の値上げも発表されました。
少し前まで...正確にはほぼ3か月ぐらい前まで13㎏のプロパンガスが75レアイスで買えたのよ。
それが85レアイスぐらいになるそうです。
ペケママ家、値上げ後まだ買っていないから、ネットで調べただけで実際にはわからないんだけどね。
アパートに住んでいる人は、アパート全体で大きなプロパンガスを共有している場合が多いので(マナウスにはまだ都市ガスはないの)、ガスの値上げにより共益金が値上がりする場合もある...っていうか そうなるよね、理屈の上では。
燃料代が上がるから、輸送費が上がる。
よって世の中のすべての物の値段が上がりますな。
石油公社側は「ブラジル全土で石油製品(ガソリンなどの燃料等)を順調に供給していくためには必要な値上げだ。また、ドルとの為替価格の関係もある。」と説明していますが...
単なる一消費者のペケママは「物の値段が上がって、生活がたまらんわ!」という気持ちにしかなれません。
誰か何とかして~