2007年10月1日、マナウスを出てベレンへ向かっていたTAM機(現LATAM機)が、サンタレン上空で航路の変更を余儀なくされました。
航空局に入った連絡では、未確認飛行物体を確認したことにより、安全確保のために航路を変更したとのこと。
ここのところ、ブラジルで未確認飛行物体と航空機の遭遇事件が取りざたされています。
1952年に最初の未確認飛行物体が確認されてから、2016年までに743件の未確認飛行物体と航空機の遭遇事件が報告されているとのこと。
リオデジャネイロで撮影された
最初の未確認飛行物体の写真です。
1986年5月19日には一日で21回もの目撃情報が寄せられ、空軍機が出動する事態にもなりました。
一般には未確認飛行物体は、他国の空軍機だとかミサイルだとかいうのがブラジルでも一般的な見解ですが、実際に空を飛んでいる航空機のパイロットたちによると「それだけではない、なにものかだ」という話が多く聞かれるそうです。