明け方、夢を見ました。
夫と娘と3人で海に遊びに来ていました。
3人で遊んで、さあ帰りましょう、と夫が運転する車に乗ったはずなのに、いつの間にか運転しているのは私に代わっていました。
助手席には娘。
ルームミラーで後ろを見ると、車の後ろにはなぜか夫と伝助が並んで立っています。
夫はニコニコしながら手を振っていました。
伝助は夫の隣に座って、ニコニコ顔でパタパタと機嫌よくしっぽを振っています。
それを見ていたら、無性に涙が出てきて、目が覚めました。
夫はもう旅立っていますから、これ以上旅立ちようがない。
さては、夫、伝助君を迎えに来たのかしら??
朝一番でお山の髪切りや師匠にメッセージを入れると、
「え?伝助??元気ですよ。昨日もコロナと一緒に近所の人に吠えかかって、大変だったんですから!!」ですって。
よかった、ほっとしました。
でも、夫と伝助が並んで手を振ってくれている、そのシーンはとても強烈で、今日は一日中ふと思い出すたびに涙があふれてきました。
夫と同じ時期に、やはり急性の癌でご主人様を無くされた方のSNSには、
「昨年の8月は、主人の病状も急激に悪化していった時期で、とても辛い時期でした。」と書いてありました。
夫も全く同じでした。
飲み込めなくなり、歩くことが難しくなり...
そんな8月の辛い記憶を、少しでも軽くしようと出てきてくれたのか?
でも、夢でも嬉しかった。
夫が元気な顔でバイバイって手を振ってくれるなんて、記憶にもなかったから。
ついでにキミもな!! 長生きしろよ!