2011年マナウスと対岸のイランドゥーバをつなぐ「ネグロ河大橋」が建設されました。
それまで船でしか行き来できなかった州都と結ばれたことにより、生活が大きく変化していくことをイランドゥーバの人たちは期待を大きくしました。
町を貫く幹線道路は拡張され、道路に沿って大きなコンドミニオの建設が予定されました。
付近の地価は高騰し、この付近に土地を持っている知り合いは地価が3倍以上になったと喜んでいました。
そんな場所に2012年7月、州立大学を移転し大学都市を作ろうという構想が発表されました。
州立大学はマナウス市内にキャンパスが散らばっています。
それを一か所に集めてしまおうという計画です。
人々を集めて説明会
完成したら素晴らしい大学都市
大学都市の中には学生寮も作られ、通うのが難しい学生尾安心して勉強に取り組めるようにしたそうです。
300milião reais(約4億5千万円)の予算で5年をかけて建設が行われる予定でした。
建設がストップしたのは2,014年のこと。
当時の州知事の命により工事は中断しました。
この時点で予算の6分の一ほどが使われたそうです。
工事の突然の中断により、建設途中の建物は放置され...
廃墟となった建物たち
付近の人々は建設工事の再開を願っていますが、これだけ長い間放置された建物、工事を再開するにしても一からのやり直しになることでしょうね。
選挙後 新州知事がこの問題に少しでも興味を示すか、期待がかかるところです、