フィナードス ブラジルのお盆です。
精霊たちが地上を楽しんだハローウインの後、11月2日には地上を離れた魂を持つ人たちが懐かしい人たちに会いに帰ってきます。
日本のお盆は3日間ありますが、ブラジルの...っていうよりカトリック?なのかどうか 宗教に疎い私にはわからないのですが、中南米の国はほとんどこの日11月2日がお盆(「死者の日」)になっていますが、たった1日切り。
なかなか慌ただしい帰宅だなと毎年考えてしまいます。
この日 たくさんの人たちがお墓参りにいきます。
昨年はコロナ禍のため ほとんどの霊園が門を閉ざしていました。
今年はようやく門を開いて 多くの人たちがお墓参りに行けるようになりました。
ほとんどの霊園は朝7時に開門と言っていましたが、早くから門の前に並ぶ人たちを見て、多くの霊園で朝6時にはすでに開門したそうです。
霊園の門の前には造花や生花、ろうそくを並べた屋台がぎっしり並びます。
でも お墓参りの人たちの多くは、より安いものを探して あらかじめセントロなどでお供えのものを揃えているそうです。
お墓参りを終えたら 親戚一同でそろって会食なんてこともあるそうで、フィナードス前はスーパーマーケットは大賑わいです。
テレビでは霊園でもマスクの着用、ソーシャルディスタンスを呼び掛けていました。
コロナでまた霊園が閉鎖する...なんていうことが起こりませんように。