先の記事で、シャペコエンセの選手たちを乗せたラミア航空機の墜落原因を「電気系統の故障」と書きました。
その後、フライトレコーダーが回収され、様々な記録の分析結果がでました。
また、墜落現場の検証なども行われました。
そうして出された墜落原因。
「燃料切れ」でした。
実は墜落直後にも「燃料切れ」の話は出ていたのですが、「燃料漏れによる燃料切れ」とか「電気系統の故障による燃料供給異常」ではないかと考える人がほとんどだったはず。
我が家もそう考えていました。
実際には飛行計画自体が杜撰で、予定飛行時間が実際よりも短く計算されていたそうです。
そのことに関して、出発地の空港の航空局職員から指摘を受け、改善を命ぜられたそうですがそれに従わず離陸してしまいました。
通常飛行機は、目的地までの燃料に加え、緊急時に最寄りの空港まで飛べるだけの燃料、または45分間上空を飛ぶだけの燃料を備えていなくてはいけないそうです。
しかし、選手たちを乗せた飛行機は、この予備燃料をほとんど持たずに飛んでいたのです。
ラミア航空機は目的地メデリンの空港に着陸態勢を取りますが、その直前に別の飛行機が燃料系のトラブルで緊急着陸を要請してきました。
空港側は燃料系トラブルを起こした飛行機を優先的に着陸させるよう計らい、ラミア航空機は上空での待機を命じられます。
しかし、この時点で燃料はぎりぎりでした。
ラミア航空機もさかんに「燃料系のトラブルのために直ちに着陸が必要」とメデリンの空港に呼びかけますが、空港側が呼びかけに応答したときにはすでに燃料は底をついていました。
ボイスレコーダーには燃料が切れて飛行機が墜落する直前の機長の声が残されていました。
「すぐに 誘導を 誘導を Jesus!」
空港からわずか30kmあまりのところで、飛行機は墜落しました。
* * * * *
選手たちの遺体は金曜日の夜中にブラジルに戻ってくる予定だそうです。
土曜日にはチームの本拠地のスタジオで合同葬が営まれます。
また、助かった3人の選手のうち、ゴールキーパーの選手は片足を切断する手術を受けたとか。
お昼のニュースでキャスターが
「燃料の寮までは乗客である私たちにはわからない。空の安全は本当に守られているのだろうか?」
と問いかけていたのが印象的でした。
その後、フライトレコーダーが回収され、様々な記録の分析結果がでました。
また、墜落現場の検証なども行われました。
そうして出された墜落原因。
「燃料切れ」でした。
実は墜落直後にも「燃料切れ」の話は出ていたのですが、「燃料漏れによる燃料切れ」とか「電気系統の故障による燃料供給異常」ではないかと考える人がほとんどだったはず。
我が家もそう考えていました。
実際には飛行計画自体が杜撰で、予定飛行時間が実際よりも短く計算されていたそうです。
そのことに関して、出発地の空港の航空局職員から指摘を受け、改善を命ぜられたそうですがそれに従わず離陸してしまいました。
通常飛行機は、目的地までの燃料に加え、緊急時に最寄りの空港まで飛べるだけの燃料、または45分間上空を飛ぶだけの燃料を備えていなくてはいけないそうです。
しかし、選手たちを乗せた飛行機は、この予備燃料をほとんど持たずに飛んでいたのです。
ラミア航空機は目的地メデリンの空港に着陸態勢を取りますが、その直前に別の飛行機が燃料系のトラブルで緊急着陸を要請してきました。
空港側は燃料系トラブルを起こした飛行機を優先的に着陸させるよう計らい、ラミア航空機は上空での待機を命じられます。
しかし、この時点で燃料はぎりぎりでした。
ラミア航空機もさかんに「燃料系のトラブルのために直ちに着陸が必要」とメデリンの空港に呼びかけますが、空港側が呼びかけに応答したときにはすでに燃料は底をついていました。
ボイスレコーダーには燃料が切れて飛行機が墜落する直前の機長の声が残されていました。
「すぐに 誘導を 誘導を Jesus!」
空港からわずか30kmあまりのところで、飛行機は墜落しました。
* * * * *
選手たちの遺体は金曜日の夜中にブラジルに戻ってくる予定だそうです。
土曜日にはチームの本拠地のスタジオで合同葬が営まれます。
また、助かった3人の選手のうち、ゴールキーパーの選手は片足を切断する手術を受けたとか。
お昼のニュースでキャスターが
「燃料の寮までは乗客である私たちにはわからない。空の安全は本当に守られているのだろうか?」
と問いかけていたのが印象的でした。