アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

詐欺?誘拐?

2015年09月15日 | 生活
午後1時前、少し早かったのですが、曇り空だったのでウオーキングに出かけました。
もうすぐUターン地点というところで、パラソルをさした女性が近づいてきました。

「セニョーラ、この店の場所を知りませんか?」

手渡されたのは、農業用品を扱うお店のカード。
通りの名前と電話番号は書いてあるものの、地区名はなし。

首をかしげていると、そこに「たまたま通りかかった」男性が登場。

で、「何かお手伝いできますか?」

女性は男性にも「この店を探していて…」

そこまではよかったのよ。
そのあとから、女性は自分はエスピリット・サント州から引っ越してきたばかりで、プレジデンチ・フィゲレイドの町で農場をやっていて云々。
早口で、まあ、話す、話す。
それに相槌を打ちつつ、時折、私に「セニョーラは何の仕事をしているのか?」とか「この付近に住んでいるのか?」と脈絡のないことを訪ねてくる男性。

あきらかに、この男性と女性は示し合わせて私に声をかけてきたでしょう?
みえみえ。
だって、いくら曇っているとはいえ、こんな暑さの中、何にもない道路にパラソルをさした女性ときちんとした身なりの男性が「たまたま通りかかる」なんてことないでしょう?
これって、宗教家なんかの勧誘?
女性の服装がそれっぽいのよ。
それとも、何か寄付しろっていう詐欺かしら?

そう判断し、「私ここ知らないから」と女性にカードを返し、くるりと背を向けて帰り始めました。
私の目に留まったのは、私たちのすぐ後ろに止まっていた車。
気が付かなかった。
エンジンをかけたまま、ウインカーを出して止まっていた。
私がくるりと後ろを振り向いた途端に路肩を離れて走り出した。

この車って…?

不審に思い、50mほど速足で歩いて振り向いてみると…

女性も男性も影も形もなし。
周りに何もない、路地もない、まっすぐな道路なので、二人一緒にいなくなったということは、あの車に乗ったとしか考えられない。

危なかったかも…
もしかしたら、無理に車に乗せられていた可能性もあります。
で、そのまま銀行でお金をおろさせられる電撃誘拐とかね。
いや~、久々にどっと冷や汗が出てきました。

それにしても…

早朝のウオーキングは危ないからとやめて、夕方も交通量が多くて危険だといわれ、さてさて、いつやったらよいものか。
ただ道路を歩くだけでもなかなか思うようにできないものですね~。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする