2022年6月30日に行われた2つのリサイタルがNHKオンデマンドで視聴できます。
BSで早朝に放送される「クラシック倶楽部」
8/11・12に放送され、すぐにオンデマンドでも視聴可能になりました。
その2つとは、阪田知樹さんとカントロフです。
阪田さんは、リストがピアノソロに編曲をしたベートーヴェンの交響曲全曲を4年をかけて演奏するシリーズの第3回。
第2回は残り僅かだったチケットが取れ、行くことが出来ました。
第3回はカントロフと同日でしたのでそちらへ行きましたが、12月の第4回はあっという間にチケット完売。午前からレッスンのある土曜日発売ではこの先もきっと聴きには行けません・・
ハクジュホールのシリーズでは、ベートーヴェンの交響曲と関連のあるリストの曲を前半に置いたプログラムですが、どうやらこの先、後半はベートーヴェンの交響曲のまま、前半をベートーヴェンの曲にしたプログラムを他のホールでシリーズ化するかもしれない、という話があるようなないような・・
是非聴きたい!
もっと広いホールで是非、お願いします!
カントロフ。
55分の番組なので、シューマンとリストしか聴けませんが、ソナタを全楽章聴かせてもらえるのは有難いです。
でも、スクリャービンがもう一度聴きたかった・・
アンコールは、これも時間の都合だと思いますが、モンポーのみ。
他を聴きたかった・・
狂気と幻想、地獄の世界。
彼の演奏を聴いているとピアノを聴いている感覚はなくなるのですが、インタビューで次のように話されています。
リストのダンテについて大切にしていること、
「音への創造力と想像力です。・・中略・・重要なのは、通常のピアノの音ではない響きを見つけることができるかです。本当に時間がかかります。」
高校に入るまでは科学などの分野に進むつもりだった、と。
ドゥバルクは物理を学んでいましたし、音楽家は理数系の人が多い気がします・・
アシュケナージも、数学者になりたかったと本にありました。
音楽家がなりたかった職業、ベスト5みたいなものがあったら面白そう。
音楽家に向いている脳というのがわかりそうな・・
オンデマンドは、阪田さん8/27、カントロフ8/28まで配信です。