おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

似顔絵

2024年09月25日 | 作曲家を知ろうシリーズ

下の似顔絵は誰を描いたものでしょう?







答え:サティ


今月、生徒さんに聴いてもらった作曲家、サティの似顔絵を描いてくれた生徒さんたち。


似ています。
描きやすいのでしょうか。


下は、いつもとタッチが微妙に違い、本人も「マンガみたいになった」と。

マンガっぽくなるお顔かも・・
なごみます。


帰りの電車で思い出して、なんだか笑いそうになりました。

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そんなに違う?

2024年09月18日 | 不思議な音の国

2~3週間前から、「不思議な音の国」と別の教本を併用するようにしました。

曲数が増えるので負担になるかな、と少しだけ気にはなりましたが、いざ使ってみると別の教本は曲が「不思議な音の国」より3倍長くとも、難なく弾けます。


なんだ、これは・・

どういうことだ・・


「不思議な音の国 上巻」で4小節の曲がなかなか弾けないのに、別の教本の12小節の曲は1~2回で弾けてしまいました。

初見で弾いてもらい、そのまま合格になった曲さえあります。


年長さんですが、初見で合格した曲は初めてのことです。

その生徒さんが練習中の「不思議な音の国」はこちら。(ぼかしております。音の動きは把握して頂けるかと思います)



これのどこが難しいのかと思うのですが、左手から右手に変わる所で、「むずかしい」「むずかしい」と言います。


一方の別の教本は、ほぼ右手の曲ではありましたが、フレーズの終わり辺りにとても低い音(習っていない加線が4本もある音)がドーンと入ります。

右手のみに集中していれば良いわけではないのですが、それでも2回弾いただけで通せてしまいました。


なのに不思議の教本は、結局レッスンでは半分しか弾けませんでした。

この生徒さんは不思議の教本は上巻で終わりにします。
ご両親が外国の方で、しかもラテン系なので練習や宿題をしてもらうことは難しく、手の使い方も身に付きませんので、昔のレッスンにします。


今日はレッスンの最後に生徒さんが、「〇〇くん、ピアノひくのすき」と。


嬉しい言葉です。

それが一番。


それにしてもなぜ、不思議の教本は難しいと感じるのでしょう・・

見た目?

挿絵の雰囲気?

音の受け渡しが多いことは確かですけど・・



ん~、不思議。

不思議な音の国ですから、不思議なのは当然?


今頃、この教本の不思議さが色々と見つかってきました。


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2人のアムラン デュオリサイタル 2023/9/14

2024年09月15日 | コンサート情報

楽しかったです。

カナダのマルク=アンドレ・アムランとシャルル・リシャール=アムランの2台ピアノのコンサートを聴いてきました。


2人とも生で聴いてみたいピアニストでしたので、同時に聴けるとは有り難い!


プログラムは、初めて聴く曲が多く、これもまた楽しかったです。




けっこう細かい掛け合いが多い曲でしたが、チグハグさは全くなくお見事。

アンコールのマルク=アンドレさんが作った「タンゴ」、楽しかった。


今のピアニストはピアノを弾くだけでは済まなくなっているな、と。

いつからか室内楽をするピアニストが増え、弾き振りをすることも増え、自分で編曲した曲をプログラムに入れることが見られるようになり、アンコールで自作の曲を弾くピアニストも珍しくなくなりつつあり、皆さん多才です。


元々そのような力量を持ちながら、従来のリサイタルの形式で演奏をされていただけかもしれません。

演奏家と作曲家が分業化される前の時代に戻ってきたというか・・

ソロ活動をメインにしてきたピアニストでも自分のしたいことをさせてもらえるようになった、というか・・


聴衆の耳がやっとピアニストたちに追い付いてきたので、好きなことが出来るようになってきたのかもしれません。

本来、ピアニストはソロ曲やコンチェルトだけ学んでいたわけではなく、幅広い音楽の力をちゃんと持っていた、学んできたということが表面化しただけかもしれません。

そのきっかけは、アルゲリッチにあるかなと個人的には思っています。
彼女が室内楽をよく行うようになったので。

編曲はファジル・サイやヴォロドス、コチシュが素晴らしいものを作っていますし、作曲はキーシンがピアノ曲以外のものも作っています。若いピアニストほど作曲もお得意なように思います。


一流は何をしても一流なんだなと、どんどん素人化して行く自分に残念賞を渡さなければ

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ピアニストという生き物

2024年09月13日 | コンサート情報

こちらのピレシュが演奏する姿を見て、ピアニストというのはいつまでも真摯に作曲家に向き合うことのできる人でなければ務まらない、と思いました。

ここに至るまでの時間や労力は膨大なものだろうし、さらにアスリートと違い、人生の大部分を費やし続けます。

才能や情熱だけではこうはなれない、と尊敬の念を抱きました。


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お寿司のネタで

2024年09月08日 | 不思議な音の国

今週、レッスンで面白いことがありました。

不思議の教本で、黒白丸でリズムを叩くページをした生徒さんがいます。

本にあるものを叩くだけではなく、自分でも作ります。


漠然と何か作って、ではわからないので、よく好きな食べ物で考えてもらいます。


そう言っても思いつかない生徒さんが案外多いので、ケーキで考えてもらうことが多いです。

そうしましたら、「ケーキはあんまり食べない」と。

「じゃ、何が好き?」とききましたら、

「サーモン」


最初のレッスンで、この本にある「嬉しい時」の質問で、某寿司チェーン店のことを言っていたので、このサーモンはお寿司のネタです。


他にある?ときくと、

「ミートボール軍艦」


へえ、そんなのあるんだ。私は生の魚が苦手なので、お寿司屋さんには縁がなく、全く初耳でした。

この日は、サーモンとミートボール軍艦を黒白丸で書くことを宿題にしました。


翌週(今週のことです)、書いてきたのでそれを叩き、レッスンに付き添いで来ていたお兄ちゃんが、「コーンマヨネーズ軍艦」もある、と。


これは面白そうだと思い、黒白丸のカードで作ってもらいました。

しかし、カードが足りなかったので、「コーンマヨネーズ」まで。


そして、お兄ちゃんがメトロノームやりたい、と言うので無視しようと思いましたが、「軍艦」を並べてもらい、3つの異なるテンポで叩くことにしました。

同じ黒丸でもテンポによって長くも短くも感じてしまいますが、リズムは何も変わってはいなく、テンポが変わっただけです。

このことを実感できるのはもっと先のことだとは思いますが。


思いがけず、寿司ネタは使えると知ったのでした。
しかも、今どきの寿司ネタはリズムを作るのに使えそう。


こちらの動画は、チョコレートケーキを例にしたもの。
色々な音から弾き始めることをこの動画を見るまで忘れていました


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