![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/66/f5169d7d890690b3a038a4470ef119c9.jpg)
今年の4月に 、仕事の都合で下調べの必要があり 図書館で借りて読んだ「百人一首」の解説本。
それは「河出書房新社」の「ふくろうの本 シリーズ」でした。
思いがけず たいへん興味深く読み終えたことにより、その最初に借りた「図説 百人一首」という本のカバー部分に紹介されていた他の本にも興味がわいた私でした。
写真を撮って印を付けておいた本を、それから楽しく読んでいま~す(*^-^*)v
若いころに知って、これまで四季折々に何度も訪ねてきた 岩手県遠野市。
遠野の地を有名にした、民俗学者 柳田國男著の「遠野物語」の解説本も借りて熟読しました(*^-^*)
河出書房新社 ふくろうの本 石井正己 著「図説 遠野物語の世界」
むかーし昔と現在を記録した写真がいっぱい載っていて、とても良い本でした♡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
子どもの頃から何故か大好きな世界、「妖怪・おばけ」「地獄」に関する本もウハウハ大喜びで完読しました(≧▽≦)
河出書房新社 ふくろうの本 岩井宏實「日本の妖怪」
河出書房新社 ふくろうの本 小栗栖健治 著「図説 地獄絵の世界」の中表紙 転載
一般民衆に、仏教の教えを絵で説く
( 地獄の世界の絵は、ありえないほどの残酷さで怖かったです )
3冊とも、それまでの私の中の「得体のしれないモノ」の概念に さらに一歩踏み込んだ知識を与えてくれました。
長くなってしまうので簡潔に申しますと
☆ 科学的な知識がなかった時代の、目に見えないものへの畏怖の表れ
☆ 古代に「支配階級」が出現してきたり、仏教が伝来してきたりした時に、民衆をコントロールするために同じ生活概念や規範を植え付ける必要があったと思われる。( 今だったら完全に人権侵害・男尊女卑だといえるものもある )
とまぁ、こういうことが読み取れる内容でした。
学問が進化して、生活様式・人生というものの考え方も変化してきた現代ですので、多くの人が「神さま」「妖怪・おばけ」「地獄の存在」などに左右されないようになりました。
でも もしかしたら、状況によっては これからも意識が変化していくのかな
とも思わせる興味深い3冊でした