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aikoが3度目の映画主題歌歌う

2010-02-20 15:57:21 | エンターティメント情報
aikoが3度目の映画主題歌歌う


 歌手aiko(34)が、井上真央(23)主演映画「ダーリンは外国人」(4月10日公開)の主題歌「向かいあわせ」を手掛ける。映画主題歌は、05年の「あらしのよるに」以来3度目。aikoは「悩んだり落ち込んだり、恋愛を通じて大切な人と向き合う大事さを曲にしました」。井上も「aikoさんのかわいい歌声には、大切な人を思う女の子の気持ちが強く込められていて、ストーリーにピッタリ」と絶賛。作品は国際結婚ならではのカルチャーギャップをコミカルに描き、250万部を売り上げる同名漫画が原作。aikoは映画公開と同時期の4月に全国ツアーをスタートする。

2. 増える“非映画”作品 多様化する劇場の上映演目

 お笑いライブや演劇公演など、映画以外のコンテンツが映画館で生中継されたり上映されたりするケースが目立つ。これら“非映画”作品は、観客を集めたい映画館とコンテンツを活用したい興行主の双方にメリットがあり、今後ますます増えそうだ。一方で、劇場の多様化は映画文化の衰退を招くとの指摘もある。
  
 今月十二日夜、お笑いライブ「爆笑問題withタイタンシネマライブ」が東京・六本木や名古屋、長崎など全国十一カ所の映画館で“上映”された。銀座・時事通信ホールで隔月行われるライブを映画館で生中継する試みで、三回目。四カ所の劇場では二千円の前売り券が完売する盛況ぶりで、約千四百人を動員した。
 TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、スーツ姿の男性や中高年女性の二人連れなどに交じり、一人で来場する姿が男女とも多く見られた。手にはポップコーンとソフトドリンク。映画を見るのと同じ感覚だ。
 次々とスクリーンに映し出される芸人たちの熱演で、会場は徐々にヒートアップ。大トリの笑福亭鶴瓶が登場するころは会場全体が大きな笑いで包まれた。会社帰りという四十代女性は「げらげら笑った。生に勝るものはないけれど、テレビとは違って生に近い」。
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 昨年、宝塚歌劇団星組で上演された「太王四神記 Ver・2~新たなる王の旅立ち~」(柚希礼音主演、小池修一郎脚本・演出)が、タカラヅカレビュー・シネマとして二十日から、全国の映画館で上映される。
 映像は、昨年八月の東京公演を映画スタッフが撮影、編集したもの。DVD版はトップスター中心の編集だが、映画は舞台全体の映像が中心。普段、宝塚公演を観劇できないファンにはうれしい企画だ。
 ほかにも、古田新太らが所属する「劇団☆新感線」の公演を映像化した「ゲキ×シネ」シリーズや歌舞伎の舞台を撮影した「シネマ歌舞伎」、テレビドキュメンタリーなど、映画以外のコンテンツは多い。さらに、劇場でスポーツ観戦が行われるなど、映画館の使われ方が多様になってきている。
 背景にあるのは映画館のデジタル化。デジタル撮影・編集した映像をフィルムにプリントせず、そのまま上映できるため、異業種が参入しやすくなったからだ。
 ライブ興行主や劇団にとって、映画館での上映は、地方客の発掘や、チケット完売で見に来られない客からも収益を上げられるなどの利点がある。テレビ局は番組を二次利用でき、NHK衛星のドキュメンタリーを今月初旬に劇場公開したNHKエンタープライズは「権利関係が処理できれば積極的にやりたい」。
 映画館側には映画ファン以外を呼び込む機会になるほか、「コンサート上映なら入場料五千円もあり得る」(大手シネコンチェーンのティ・ジョイ)と、客単価を大幅に引き上げられる魅力も。時差を利用して海外で行われるスポーツを深夜に中継するなど、映画館の空き時間活用にもつながる。ティ・ジョイの紀伊宗之・エンタテインメント事業部次長は「映画館がエンターテインメント空間になる」と解説。昨年の「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」はデジタルではなくフィルム上映されたが、「純粋な映画以外でも人を呼べる可能性を示した」(紀伊さん)という。
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 一方で、映画が脇へ追いやられることへ危機感を抱く人もいる。
 全国のミニシアターが協力し良質な映画を上映する試み「シネマ・シンジケート」の田井肇副代表は「ライブ上映で映画館の収入が増えるのは良いが、長い目で見たとき、われわれが伝えたい『映画』の居場所が狭まってゆくのではないか」と心配する。
 「映画なら、主人公だったり恋敵だったり、見る人によって感情移入の対象は多様。でも、スポーツやライブ上映では、全員同じチームを応援したり同じアーティストに共感したりするため、観客の多様性が失われる。それでは映画も観客も鍛えられない」

3. 行定監督「パレード」が批評家連盟賞 ベルリン映画祭

 第60回ベルリン国際映画祭の国際映画批評家連盟賞が19日夜(日本時間20日未明)発表され、パノラマ部門の受賞作に行定勲監督の「パレード」が選ばれた。
 山本周五郎賞を受賞した吉田修一さんの同名小説が原作。都会のマンションで共同生活する若者たちを軸に現代の希薄な人間関係を描く。国内では20日公開。
 コンペ部門の同賞はデンマーク映画「ファミリー」、フォーラム部門はコロンビアの新人監督の「クラブ・トラップ」が受賞した。