麻央×麻耶でスマスマ登場、姉妹で初TV
人気キャスターの小林麻耶(30)、麻央(27)姉妹が19日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」2時間特番(月曜後9・0)のビストロSMAPコーナーにゲスト出演することが14日、分かった。
姉妹がそろってテレビ出演するのは初めて。麻耶にとっては09年3月のTBS退社以降、他局の地上波初登場となる。
収録は今月上旬。3月に結婚した麻央と歌舞伎俳優、市川海老蔵(32)の話題となり、スタジオ内は「おめでとうございます!」と祝福ムード一色に包まれた。
麻央が「姉に恋のこともすごく相談してました」と明かすと、麻耶は「(姉妹で)一緒に暮らしていたので、本当に幸せそうで雰囲気がピンク色でした」と証言。
麻央は「新婚生活が始まってまだ1週間なので、1人でいたいなんて思いません。(海老蔵さんが)早く帰ってこないかなと思います!」とおノロケ全開。麻耶は「カワイイ! 私も結婚願望が強いので、早く結婚したいです!」と本気でうらやましそうだった。
2. 出版社「ランダムハウス」に社長名“武田”が付いたワケ
地球温暖化に警鐘を鳴らしたベストセラー「不都合な真実」(アル・ゴア著)を送り出した出版社「ランダムハウス講談社」が、今月から社名を「武田ランダムハウス」に変更し、出版界で話題になっている。社名の“武田”は社長の名前。人名が付いた社名変更には紆余曲折があった。
「知人に相談したところ、『こんなご時世に出版社を持つなんて、経済合理性がない』と反対されました。経済合理性という言葉は、こういうときに使うのかと思いましたね」
こう語るのは武田雄二社長(62)。同社は2003年、米国に本社がある世界最大の出版社ランダムハウスが、アジア進出の拠点として講談社との提携で設立された。良質な海外ノンフィクション・ビジネス書の翻訳のほか、最近はタレント、パパイヤ鈴木の『デブでした。』など、ユニークなタレント本も手がけている。
武田氏は外資系出版エージェント会社を経て2006年にランダムハウス講談社の社長に就任した。ところが昨年3月、米国の不況をもろに受けたランダムハウス本社から、日本撤退を告げられた。同時に講談社も合弁解消を決定した。
2社出資の会社で、その2社とも撤退なら会社は清算…となるのが普通だが、ランダムハウス側は「武田が経営するなら株を譲渡してもいい」と提案してきた。
「30人近い社員が、いい企画を出してくれている。いい本を出しても売れないことはあるが、会社存続にかけてみようと思った。やらないと、いままでの人生での決断が全部崩れる気がした。何事もやるというのが、私の人生」。武田氏はそのときの心境をこう語る。
しかし、運転資金の調達など、サラリーマン社長には難題が次々に襲う。しかも出版界は、各社の倒産が相次ぐ不況のまっただ中だ。冒頭の経済合理性の話は、武田氏の将来を心配した知人の忠告だった。
会社存続の協議は今年2月まで続いた。「もう大変で、酒をあおりましたよ」という局面もあったが、最終的に武田氏が全株を引き取り、引き続き陣頭指揮を執ることになった。「金額は守秘義務のため明かせませんが、サラリーマンの自分が用意できる額で譲り受けました」
作家から“ランコウ”と親しまれた社名は変えざるを得なかったが、いくつかの案のうちランダムハウス側が採用したのは社長名が付いた「武田ランダムハウス」。これには武田氏も少々、照れくさいようだ。製薬会社の傘下になったのかと問い合わせを受けたこともあるという。
こうして再出発した武田ランダムハウス。武田氏は「経済合理性を理由に反対した人が、今度は『経済合理性がないところにこそ、活路が開けるんだ』と言ってくれた。なるほどと納得した」と言う。とりあえずは緊急避難的なMBO(経営陣買収)で会社の危機を乗り切ったが、安定した経営のために出資者も募る予定で、すでにいい感触を得ているという。
今後は電子書籍のほか、武田氏が長年かかわってきたアニメや漫画のキャラクタービジネスにも乗り出す。第三者が出資に加わっても、社名はランダムハウス社とのライセンス契約のため変えられないといい、しばらくは“タケラン”時代が続きそうだ。
人気キャスターの小林麻耶(30)、麻央(27)姉妹が19日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」2時間特番(月曜後9・0)のビストロSMAPコーナーにゲスト出演することが14日、分かった。
姉妹がそろってテレビ出演するのは初めて。麻耶にとっては09年3月のTBS退社以降、他局の地上波初登場となる。
収録は今月上旬。3月に結婚した麻央と歌舞伎俳優、市川海老蔵(32)の話題となり、スタジオ内は「おめでとうございます!」と祝福ムード一色に包まれた。
麻央が「姉に恋のこともすごく相談してました」と明かすと、麻耶は「(姉妹で)一緒に暮らしていたので、本当に幸せそうで雰囲気がピンク色でした」と証言。
麻央は「新婚生活が始まってまだ1週間なので、1人でいたいなんて思いません。(海老蔵さんが)早く帰ってこないかなと思います!」とおノロケ全開。麻耶は「カワイイ! 私も結婚願望が強いので、早く結婚したいです!」と本気でうらやましそうだった。
2. 出版社「ランダムハウス」に社長名“武田”が付いたワケ
地球温暖化に警鐘を鳴らしたベストセラー「不都合な真実」(アル・ゴア著)を送り出した出版社「ランダムハウス講談社」が、今月から社名を「武田ランダムハウス」に変更し、出版界で話題になっている。社名の“武田”は社長の名前。人名が付いた社名変更には紆余曲折があった。
「知人に相談したところ、『こんなご時世に出版社を持つなんて、経済合理性がない』と反対されました。経済合理性という言葉は、こういうときに使うのかと思いましたね」
こう語るのは武田雄二社長(62)。同社は2003年、米国に本社がある世界最大の出版社ランダムハウスが、アジア進出の拠点として講談社との提携で設立された。良質な海外ノンフィクション・ビジネス書の翻訳のほか、最近はタレント、パパイヤ鈴木の『デブでした。』など、ユニークなタレント本も手がけている。
武田氏は外資系出版エージェント会社を経て2006年にランダムハウス講談社の社長に就任した。ところが昨年3月、米国の不況をもろに受けたランダムハウス本社から、日本撤退を告げられた。同時に講談社も合弁解消を決定した。
2社出資の会社で、その2社とも撤退なら会社は清算…となるのが普通だが、ランダムハウス側は「武田が経営するなら株を譲渡してもいい」と提案してきた。
「30人近い社員が、いい企画を出してくれている。いい本を出しても売れないことはあるが、会社存続にかけてみようと思った。やらないと、いままでの人生での決断が全部崩れる気がした。何事もやるというのが、私の人生」。武田氏はそのときの心境をこう語る。
しかし、運転資金の調達など、サラリーマン社長には難題が次々に襲う。しかも出版界は、各社の倒産が相次ぐ不況のまっただ中だ。冒頭の経済合理性の話は、武田氏の将来を心配した知人の忠告だった。
会社存続の協議は今年2月まで続いた。「もう大変で、酒をあおりましたよ」という局面もあったが、最終的に武田氏が全株を引き取り、引き続き陣頭指揮を執ることになった。「金額は守秘義務のため明かせませんが、サラリーマンの自分が用意できる額で譲り受けました」
作家から“ランコウ”と親しまれた社名は変えざるを得なかったが、いくつかの案のうちランダムハウス側が採用したのは社長名が付いた「武田ランダムハウス」。これには武田氏も少々、照れくさいようだ。製薬会社の傘下になったのかと問い合わせを受けたこともあるという。
こうして再出発した武田ランダムハウス。武田氏は「経済合理性を理由に反対した人が、今度は『経済合理性がないところにこそ、活路が開けるんだ』と言ってくれた。なるほどと納得した」と言う。とりあえずは緊急避難的なMBO(経営陣買収)で会社の危機を乗り切ったが、安定した経営のために出資者も募る予定で、すでにいい感触を得ているという。
今後は電子書籍のほか、武田氏が長年かかわってきたアニメや漫画のキャラクタービジネスにも乗り出す。第三者が出資に加わっても、社名はランダムハウス社とのライセンス契約のため変えられないといい、しばらくは“タケラン”時代が続きそうだ。