綿の聖地。岡山県でパンツ類に特化して細々黙々と生産を続けているのが "TUKI" 。
岡山だからといって大原孫三郎とかにまつわる女工哀史はまた過去の話です。
きっとここで働いている皆さん、一切妥協なく勤労しているため晩ご飯もしっかり白飯三杯ぐらいおかわりしていることと思います。
朝食はパン食なのだとしたら、スライスチーズ2枚ぐらいとサラミをのせて、仕上げにフレッシュトマトに刻みバジルを添えていちいちピザトーストにしているレヴェルに違いない。トースト1枚に終わらず、またそこに重ねる系ですよ。
こちらはその「顔」ともいえる定番商品のノータックチノトラウザーズ(ややスリム)。
"West Point" って。アメリカ合衆国の陸軍士官学校を意味するワードですね。
つまりここの士官候補生たちの制服に用いられているミルスペック級の生地をモチーフに作られている(?)とか。
このハリとコシ。。。。。高密度コットン(肉厚)にもほどがある。未洗いですので洗うと 2~3cm 縮む感覚です。
いかにもスリム、タイトなパンツとは一線を画し、それでいて素晴らしく美しいラインを描き出してくれます。日本パンツの誇り。
オールデン#9901 や J.M.ウェストンのゴルフなど、ヴォリュームのある靴にも合うったら...もう。
今回は心から満足のいく内容のモノでありまして、だからこそなるべく簡潔に済ませておきたいと思います。
とにかく最低15年は履くお気持ちでぜひどうぞ。もしかするとボタンがその間外れるなんてことすらないかもしれません(しっかり付けてあるので)。
サイズ2(30インチ相当)で、洗いをかけたら裾幅は18.5から19cm程度になりますね。
押さえるべきところを全て押さえた(そこまでいうのか?)クラシックで愛すべきコットンパンツ。
嗚呼、、説明能力。。。。我、無力、無我、竹脇無我、、、、
ある TUKI 取り扱い店のH.P「※こちら」と「※こちら」を見つけました(着用時の写真も豊富です)。オンラインショッピングも可能なようです(理想は試着後の購入ですが)。
どうぞ風の吹き回しによってはご参考に為さって下さい。
ご覧いただき、、話はそれからということで(今回写真は適当で...)。
手短ながら、ありがとうございました。