私はいつもいつも思うの。
平凡であることの幸せ。
戦争がないことの幸せ。
あたたかいお布団で寝られることの幸せ。
あたたかいお風呂に入れることの幸せ。
幸せから数えるとね、
幸せだな・・・って思うの。
やっぱり人が亡くなることが
一番の悲しみって思う・・。
生きてること 生かされていることに
いつもいつも感謝しています。 by Yukari
現代のスピリチュアリティ(霊性 精神性)への関心は 個人の癒しに傾きがちですが、信じる信じないは別として これからは平和運動や環境保護などにも視野を広げ 新しい100年は宗教と科学 あるいは西洋と東洋の文化が知られざる領域に向けて 歩み寄っていくことも大切だと私は考えます。
ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話
(箱庭療法でも有名な ユング派の心理学者 河合隼雄文化庁長官が脳梗塞で倒れられたというニュースを見ました。容態は重いそうですが ご回復をお祈りいたします・・。)
体外離脱と死後体験の謎―モンロー研究所が開発したヘミ・シンク技術とは何か
光の手―自己変革への旅〈下〉
チベット 奇跡の転生
ホーキング、宇宙のすべてを語る
マザー・テレサ 愛と祈りのことば
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夕べのオーラの泉のゲストは 海老名香葉子さんでした。生家は江戸時代から代々続いた東京下町の墨田区本所の釣竿師「竿忠」だそう。昭和20年3月10日のの東京大空襲で家族6人を失い、戦後、先代の三遊亭金馬師匠宅に引き取られて育ち、後に落語家林家三平さんとご結婚なさったそうです。東京大空襲の時は11歳で 沼津に疎開していて助かったものの ご両親やご兄弟を戦火で失い、その時 13歳のお兄様が東京から泣きながら「みんな死んでしまった ごめんね ごめんね」と謝りにきて 涙を流し、親戚に2人も世話になってもらうわけにはいかないといってそのまま一人で東京に帰ってしまったそうです。海老名さんは お兄さんの涙が手の甲に落ちたとき 人の涙がこんなにも熱いものだということをそのときはじめて知りましたとおっしゃっておられました。
孤児になった海老名さんは 焼け野原の中で膝をかかえてうずくまっている時、誰かからお芋をもらって生きる勇気を得たこと 江原さんのお話からそれが亡くなったお父様であることや、美輪さんの 長崎の原爆の生々しいお話にも涙が止まりませんでした。
海老名さんは昨年、戦後60年の節目に上野の山に慰霊碑「哀しみの東京大空襲」と平和の母子像「時忘れじの塔」を建立したそうですが、その時にも不思議な出来事がたくさんあり、 一時はいろいろな問題にぶつかって あきらめかけた慰霊碑を建てることができたのは 亡き弟さんやお姑さんや三平さんの助けがあったからだとういう江原さんのお話にも頷けました。
戦争は亡くなった人ばかりでなく 残された方々にも多くの苦しみや悲しみをあたえてきました。 61年たった今日でもなおまだ悲しみの記憶の中で生きる人がたくさんおられる事実を 戦争を体験した方から語り継がれ 戦争を知らない世代の人々がその事実を知ることは大切なことだと思わずにはいられません。また 戦争を繰り返さないために必要なのは家族の絆であるということ、そういう思いや願いの輪が世界中の人々みんなに広がれば戦争などおきないのであるということ 今 温かいお布団で眠れること 食事が不自由なく食べられること 愛する人や家族がいることがどんなに幸せなのか、 飽食の時代の中でどんどんわがままになっていく私たち自身が 幸せとは何かを見つめなおし 日々の生活に感謝することが大事だと思いました。現代人にストレスが多く 心が病んでしまう人が昔より多いのは 本当は幸せすぎるからなのではないでしょうか?
半分のさつまいも 海老名香葉子
うしろの正面だあれ 海老名香葉子 うしろの正面だあれ (ビデオ)
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人はなぜ生まれいかに生きるのか―新装版・自分のための「霊学」のすすめ 江原啓之
ああ正負の法則 愛の話 幸福の話 美輪明宏
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番組の最後に 私が今最も関心を持っている詩人で 今年2月に79歳でご逝去なさられた 茨木のり子さんの「わたしが一番きれいだったとき」が朗読され、その詩にまたひきこまれてしまいました。戦中に青春期を過ごされた茨木さんのこの詩は、学徒動員などの母の戦時中や戦後の話とかさなり 女性として一番美しい時代を大変な思いで生き抜いていらしたことが伺えるのです。
* わたしが一番きれいだったとき
街々はがらがら崩れていって
とんでもないところから
青空なんかが見えたりした
わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達が沢山死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落してしまった・・*
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おんなのことば 茨木のり子
自分の感受性くらい 茨木のり子
倚りかからず 茨木のり子
詩のこころを読む 茨木のり子
美しいことばの泉にひたる。 愛誦したい日本の名詩
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