本当に久しぶりに 更新してみました。
blogの使い方も忘れてしまいました(;^_^A
もうすっかり忘れられていると思いますが 私は元気です♪
近況は Twitter で時々つぶやいております。
もう少ししたら こちらもまた再開したいとは思っておりますが なかなか。。。
その時はまたどうぞよろしくお願いいたします
一気に春がやってきて いっせいに桜が満開になったこの土日。
あちらこちらでお花見の大混雑。
花も美しいけれど 私は桜の流れるような美しい枝ぶりに見とれてしまう。
この枝振りがあってこそ 花の美しさがひきたつように思う。
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今日は お天気も悪く 花冷え。
桜の花もも雨とともに散ってしまうのでしょう。
忙しくてBlogを放置している間に
すっかり季節が巡り
寒い冬が終わって、木々が芽吹き
大好きな花の季節になる。
さあ また「ガーデニングをはじめよう!
私は変わらず元気です!
この春から 娘たち二人が 東京での一人暮らしを終えて戻ってきました。二人とも東京までの自宅通勤になります。
また4人家族になり 賑やかになりましたが
のんびり生活のリズムを もとに戻すのが ちょっと大変です。
次に娘たちを送り出すのは 結婚の時かしら?(笑)
それを楽しみに またがんばります♪
でも パパもこの春から異動となり、 みんなそれぞれ生活時間や食事時間もバラバラで、朝5時半起きの人や ほとんど終電の人もいて、早くもお疲れモードな私。。。
落葉した広葉樹を見あげる。
太い幹から 無数の枝が空に向かって
だんだんと細くなって、枝分かれしている姿は
まるで海の底で息づく サンゴのよう。
人間や生物の神経網や血管のようにも見える。
生きるもののカタチが どこか共通している不思議。
それは地球だけなのかな?
宇宙の生物もそうなのかな?
川は 下流にいくほど太くなるから まるで反対。
でも重力に向かって太くなるから同じになるのかな?・・・
宇宙には この神経網のようなカタチをしたものがあるのかな?
もし 宇宙が神様の体の中だとしたら
私たちの地球は その体を作る細胞のひとつに例えられるかしら?
もしそうだったら・・
ニューロンのシナプスのように
ひとつひとつの星が 他の星に 何かを伝達していけるかな?
でも 宇宙の中で この神経網のようなカタチをしたものを
私は 知らない。
冬が終わり 春が来て
この無数の枝に 新しい緑が生まれるように
どこかのだれかの 破壊されてしまった神経も新しく再生されたらいいのにな。
歩けなかった人が 歩けるように。
見えない人が 見えるように。
聞こえない人が 聞こえるように。
こころが壊れてしまった人に笑顔が戻るように。
そして
この地球のあふれるほどの美しさも 宇宙の星々に伝達されたらステキだな。
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数年前 上野の国立博物館で開催された ダヴィンチ展で「受胎告知」を鑑賞した時
絵画より ダヴィンチの天才というより狂気とも思える様々な手稿を見て改めて驚愕した。
また その中で 流体力学やパイプモデルの記述に目が留まった。
私が毎年 冬に落葉した木の枝を見上げるたびに思うことだったから。。。
* レオナルドは幾何学的形態に関する探究を重ね、
「形態は法則性をもって均衡する。」
という結論に達した。
その成果を 流体力学や自然界の法則性へと広げていった。
レオナルドによれば、木の幹から伸びる枝の直径を足すと、元の幹の直径に等しく、
その枝からさらに伸びる枝についても同じ結果になるという。
このことは、自然界では分岐のあらゆる段階で厳密な比例が働くことを示している。
レオナルドは、川の本流と支流の水量の関係や、心臓や気管支の血管の分岐にもこの法則をあてはめている。*
(レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像 図録より抜粋 )
<<樹液が妨げられずに流れるためには、二つの枝の断面積の和は幹の断面積に等しくなければならない。
このモデルは、川にも当てはまる。二つの川が合流すると水量も合わさる>>
つまり すべての枝の体積(樹液の容量)?を合わせると幹のそれになる?
川も 支流の水量を合わせたものが本流の水量になる?
血管にも適用できる・・。
二進法・・・木の枝分かれの法則・・・
二進木のパイプモデル・・・
フィボナッチ木のパイプモデル・・・
ピタゴラスパズル・・・
まるで 生命を維持させるためのエネルギーのバランス?みたい!!
ちょっと勉強してみようかな。。。
でも私には難しすぎ。。。○×▽●△◎▲・・・・???
何故か 冬のせいかどうか 美しい形の雪の結晶が頭の中を舞っている(笑)←夏は 沖縄のサンゴのカタチを思うのだけど。。。
自然界のものは五角形のものが多いけど
何故 雪の結晶は六角形で、しかも様々な美しい形になるのか 情けなくもきちんと説明ができないけど
分子の科学的結合とか 気温 重力などちゃんとした法則があるからなのでしょう。
レオナルドの手稿に雪についてのものが見当たらなかったのは(多分・・)
イタリアのビンチ村には雪が降らないからなのかなぁ。。。とも思ったりした。
本日のBGM
作詞 作曲:小林武史
9日は 67年目の長崎原爆忌でした。 黙とう
(写真は 2009年初秋、大浦天主堂。 長崎、五島列島巡礼の旅の時のもの)
核兵器だけでなく 核廃絶、脱原発への願いをこめて、今もなお終わることのないこの悲劇を また新たに始まってしまった悲劇とともに しっかりと受け止め省みて きちんと勉強し 同じ悲劇が二度と繰り返されぬよう 私たちの子孫の明るい未来へと繋げていかなければ 本当の平和の鐘は鳴り響きません・・・。
ノーモア ナガサキ!
ノーモア ヒロシマ!
ノーモア フクシマ!
終戦の日も近いので 私は ノーモア オキナワ!も叫び 平和を祈りたい。
<<※ 敗戦(終戦)の日などを「記念日」というのは昔からなんとなく抵抗があるのですが、(「祈念日」なら理解できますが・・・。) 最近 広島や長崎の原爆記念日(あるいは原爆忌)も、メディアでは「原爆の日」と表記されるようになったように思います。また「被ばく」と表記されるのは「被曝」であって、「被爆」との違いをきちんと認識し、言葉の重みを考えなければならないと思います。>>
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1987年8月9日 長崎原爆忌の日に85歳で亡くなった 米国の記録映像作家、フォトジャーナリスト及び写真家の ジョー・オダネル氏をご存じですか?
1945年と1946年に日本の長崎と広島における原爆投下直後の状況を撮影した記録写真が有名で 特に「50年間隠され続けたトランクの中の少年」の「焼き場に立つ少年」(昭和20年8月29日 撮影)に 以前衝撃を受けました。
10歳にもならないような少年が、原爆で亡くなった まだ赤ちゃんの弟を背負って焼き場で荼毘にふすために直立不動で順番を待って立っている姿の写真です。直立した少年の姿に 原爆のひどさや悲しさ、そして当時の”日本男児”の強さなど一枚の写真がすべてをものがったっているようで、涙なしに見ることができませんでした。
<<オダネル氏のコメントを紹介します>>
佐世保から長崎に入った私は、小高い丘の上から下を眺めていました。
10才くらいの少年が歩いてくるのが目に留まりました。
おんぶ紐をたすきにかけて、幼子を背中に背負っています。
しかし、この少年の様子は、はっきりと違っています。
重大な目的を持ってこの焼き場にやって来たという強い意志が感じられました。
しかも彼は裸足です。
少年は焼き場の渕まで来ると、硬い表情で目を凝らして立ち尽くしています。
少年は焼き場の渕に、5分か10分も立っていたでしょうか。
白いマスクをした男達がおもむろに近づき、ゆっくりとおんぶ紐を解き始めました。
この時私は、背中の幼子が既に死んでいる事に初めて気づいたのです。
男達は幼子の手と足を持つとゆっくりと葬るように、焼き場の熱い灰の上に横たえました。
まず幼い肉体が火に溶けるジューという音がしました。
それから眩いほどの炎がさっと舞い上がりました。
真っ赤な夕日のような炎は、直立不動の少年のまだあどけない頬を赤く照らしました。
その時です、炎を食い入るように見つめる少年の唇に血が滲んでいるのに気がついたのは。
少年があまりにきつく噛みしめている為、唇の血は流れることなく、ただ少年の下唇に赤くにじんでいました。
夕日のような炎が静まると、少年はくるりと踵(きびす)を返し、沈黙のまま焼き場を去っていきました。
背筋が凍るような光景でした。」
「ネガにうつった日本人に笑顔はなかった。
幸せなんてどこにもなかった」
(ジョー・オダネル)
オダネル氏は、生前、この少年を見つけ出したいと、何度も来日したそうですが見つからなかったそうです・・・。
原爆直後の長崎の地で被曝をしたであろうオダネル氏の命日が 長崎原爆忌の8月9日というのも不思議な ”何か”を感じます・・。
(長崎 佐世保にて)
参考 HP
* NHKスペシャル 解かれた封印~米軍カメラマンが見たNAGASAKI
* にんげんをかえせ
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東日本大震災から1年半・・。
オリンピックのアスリートたちの 熱い戦いは 本当に私たちを励ましてくれて 選手たちのさまざまな思いにも時に涙しながら応援しています。
後半は日本のメダルの獲得数も素晴らしいですが 苦しい試練を乗り越え ひたむきに頑張る選手たち全員を メダル以上に讃えたいです。
先ほどもレスリングの吉田選手の勝利で 決勝進出が決まって ガッツポーズに思わず拍手!
いよいよ 今日未明は なでしこジャパンの決勝戦で寝不足がとまりません。
特に最近のオリンピックの選手たちを見ていて思うことは 彼らのご両親や親御さんが指導者で 小さなころから英才教育を受けて その才能を開花させている選手が多いと感じました。
ご両親の指導のもと 遺伝子や夢が受け継がれ 家族の思いがひとつになって 精神的な支えも満たされているのではと思います。
ロンドンの心理学者も 五輪金メダリストに共通する要素として 家族やコーチによるサポートが重要で、鍵になるのは家族で 両親だけでなく兄弟姉妹も同様だ。と述べています。
親によるサポートは、結果や勝利だけを求めず、結果を出すためのプロセスについて話し合う傾向があることでも共通しているそう。
家族の絆 無条件の親の愛情が選手の心の支えとなり それが結果的に勝利に導いているということでしょう。そして家族の絆があってこそ チームワークの絆 社会の絆が生まれるのだと思います。
この夏 オリンピックで 「絆」の大切さを 再確認した気がします。家族だけではなく 社会の一員として、人間として「絆」を築いていきたい・・・。
I am with you ! 私はあなたとともに・・・
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そして改めて「焼き場に立つ少年」の写真を見ながら思うのです。
こんなにも悲しくつらい思いを 何が 誰がさせたのか 答えは誰にでもわかること・・・。いつの時代もすべての人々が求めているのは平和で あたたかな家庭や家族の愛情がある幸せです・・・。 そして 食べ物があり 夜、あたたかいお布団で眠ることができる幸せ・・・。
(にんげんをかえせ) 峠 三吉
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
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長崎 九十九島。 展海峰より (映画「ラスト<wbr></wbr>サムライ」冒頭の島々の風景)
展海峰の展望台下の園地の秋は、コスモスが咲き乱れ、赤とんぼが飛び交います。
遠藤周作「沈黙」の舞台となった かくれキリシタンの里、長崎、外海の夕日と遠藤周作文学館
*人間がこんなに哀しいのに
主よ 海があまりに碧いのです*
遠藤周作
SIMPLE DANS MA VERTU FORTE DANS MON DEVOIR
暑中お見舞い申し上げます。
猛暑や台風、集中豪雨が続いていますが今日は暦の上では立秋。
でもだまだまだ真夏日は続きそうですので 熱中症には充分気を付けたいですね・・。
毎日毎日、蚊取り線香や、虫よけスプレーで蚊と戦いながらの庭の水撒きが大変なので たまに雨が降るとほっとします。でもどんなに暑くても夏は大好きなので 蚊さえいなかったら水撒きも結構気持ちがいいのだけど。 (最近の蚊って何故か小さくて 知らないうちに何か所も刺され かゆみも強い気がします・・・)
8月のガーデニングは 水撒きのほかは
枯れた花がら摘みと草取りくらいなので 夕方暑さが少し落ち着いた頃にわんこと庭に出ます。
今は ピンクの百日紅(サルスベリ)が文字通り夏の間中咲き続け、ムクゲやハイビスカスが次々と”槿花一朝の夢”を見せてくれています。
また サンパラソル ジャイアンツは鮮やかな赤やピンクや白の花を
毎年一番のお気に入りは やはり7月の白とピンクのカサブランカ でした。
(↑ この鬼百合は植えた覚えがないので自生したのかしら・・・?)
今年も庭のあちらこちらで たくさんの華やかな花を咲かせてくれ 毎日食卓から眺めてはうっとり。。。 庭に出ると高貴な香りにまたうっとりでした。。。 7月のお盆には 仏様にもお供え。8月のお盆には ひまわりと、早くも咲きだした菊の花をお供えしましょう。
♪ 花びらの白い色は 恋人の色
なつかしい白百合は 恋人の色
ふるさとのあの人のあの人の
足もとに 咲く白百合の
花びらの白い色は 恋人の色 ♪
<白い色は恋人の色>より
ティータイムは マリアージュフレールのカサブランカという名のフレンチ・サマーティーのアイスティーを淹れてカサブランカを愛でながら いつもの自己満足。 鼻歌まで歌ってしまう。。。(笑)♪
ミントの香りがする緑茶と、ベルガモットをブレンドした紅茶で、すっきりした味わいで夏にぴったり。 カサブランカも オリエンタル・ハイブリッドリリーで もともとは日本の百合などを元に交配された花ですし、この紅茶も緑茶ベースでオリエンタルっぽいのでネーミングもぴったり! こういうのもガーデニングの楽しみなのです。
6月から7月は いろいろな種類のユリが次々と開花したので、今頃になってしまったけれど カサブランカやユリたちの写真をUPしてみました。
こちらは 7月前半に カサブランカより早めに開花した黄色のユリ。 何年か前に咲いたコンカドールと少し違う感じですが オリエンタルリリーだと思います。
ちょうどその頃 薄い青紫の桔梗も庭の片隅で次々に 花を咲かせていて そのつぼみのカタチはまるでほおずきのようでもあるし、小さい紙風船のようでもあり、紙風船がだんだんと色づきながら膨らんで花を開花させる姿がとてもかわいらしいです。
黄色のユリと青いキキョウの色彩の補色関係のコントラストは 昨年から今年にかけて話題になっている オランダの画家ヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』(初来日)の絵の色合いを思い出させてくれて 何故か優しい気持ちになるのでした。桔梗の花はフェルメール・ブルーなのかも!?
フェルメール・ブルーは 天然ウルトラマリンという鉱物顔料なのだそうだけど、もしかしたら フェルメールも日常の生活の中で 花や自然の色からインスピレーションを得て、この癒しのフェルメール・カラーを生み出したのかも!?
どんなに素敵なブルーでも 補色の黄色あってこそ それをより引き立たせてくれる・・・ほわ~ん。。。←またしても いつもの妄想がはじまる(笑)
(そういえば 以前箱根のポーラ美術館を訪れた時、化粧品会社の美術館であるので女性の肌を描いた作品が数多く収蔵されているのですが、 特にルノワールの絵は 赤と青で透明感がだされているそうで、赤い光は女性の肌を美しく魅せる効果があることは科学的にも検証されており、そこに「青い光」を取り入れれば 透明感のある肌を実現でき、絵画と化粧品の色使い(赤い口紅やチーク、青のアイシャドウなど)にも共通点があるということも思い出しました。大昔 美術で習った色の関係って奥が深いのですね・・・)
フェルメール・カラーにも会いたいけれど やはりなんといっても今年は 上野の森美術館で4日から始まったツタンカーメン展に行きたいです!!!
1965年、私はまだ4歳の未就学児でしたが 父に連れられてツタンカーメン展で見た「黄金のマスク」の衝撃が忘れられません。ほんの小さな子供にも 本物を見せることって大切なのですね。もしかして私のシックスセンス?はあの時に目覚めたのかも!?!(笑)
当時のパンフレット(写真)は今も私の大切な宝物のひとつです。←早くもココロは 半世紀の年を経て、3300年前のロマンとミステリーにいざなわれ、しばし妄想にふける。。。(あ~~私も歳をとったなぁ~・・・ ミイラさんからしたら めっちゃ若いけど。。。笑)
金色の表紙の カルトゥーシュ(細長い綱の輪で永遠を意味する)で囲まれた象形(聖刻)文字(ヒエログリフ)は エジプトの王は通常5個の名前を持っており、この二つが最もよく用いられた「ノーメン(ツタンカーメン)」と主に即位後に使用された「プレノーメン(ネプケペルラー)」という名前を意味するのだそう。ツタンカーメンの発音をより原音に近づけると トゥト・アンク・アメン(Tut-ankh-amen)となるそうです。アンク(Ankh)とは♀「命の鍵」を表すお守りで カルトゥーシュはファラオの名を囲み王は永遠であるという意味を表しているそう。
黄金のマスクなどエジプトの装飾品も トルコ石のほかに、このフェルメール・ブルーに似た瑠璃色のブルーが数多く使われており フェルメール・カラーとの違いは ブルーの補色である黄色のかわりに金色。この高貴で華やかなコントラストはファラオ・カラーとでも呼びたくなる。
調べてみると やはり天然ウルトラマリンは半貴石のラピスラズリ(瑠璃)を原料としているそう!!! つまりツタンカーメン王のマスクにもこのラピスラズリが使用されている!!!
ラスピラズリのマリンブルーは仏教美術やキリスト教美術でも神聖な色として扱われており いわれてみれば・・・ マドンナ・ブルーとして宗教画などの聖母マリア様の着衣の色に使われていますね!
ラピスラズリは9月の誕生石! 私も9月生まれ!!!9月の誕生石はサファイアだけだと思っていた。。。 「ゆかり」という名の漢字を「紫」にしてほしかったとずっと思っていたけれど いきなり「瑠璃」に改名したくなる気分。。。
うわぁ~!!いつもの妄想から思わぬ共通点発見!!!で、やっぱり マウリッツハイス美術館展 でフェエルメール・ブルーを しっかり見てから ツタンカーメン展に行こうかな~~← 一人で興奮中(笑)!
( かなり前から 前売りチケットを買って楽しみにしているのですが、今、公式HPをよく読んでいたら 今回は黄金のマスクは展示されていない とのこと。。。が~~~ん!!!)
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さてと・・・話を戻して。。。(笑)
こちらの 6月のユリは 、ワインレッドの鉄砲百合と 真っ赤なスカシユリ。
種類によって咲く時期が違うので2か月以上ユリの花が楽しめたのでした。。。
日本の百合(テッポウユリやカノコユリ)は 長崎の出島で医師として活躍したシーボルトが ヨーロッパに持ち帰ったことで 熱狂的に愛され
19世紀末から20世紀初頭は 宝飾・ガラス工芸家として著名なフランスのルネ・ラリックが、百合をモチーフとする作品を数多く残していることを 以前(2008年)、箱根のラリック美術館の『ラリックに咲いたシーボルトの「和の花」』展で知りました。
当時(幕末)の横浜港では 百合根の輸出が日本全体の90パーセント以上を常時占め、第一次戦までは増大の一途をたどったそうで、神奈川県花も山百合であることに頷ける気がします。
西洋の白百合は聖母マリア様のマドンナ・リリーですし、フランスの国花で ブルボン王家の紋章でもありますが 現在の多くの園芸種のカサブランカなどの華やかなユリは やはり 日本のユリがあってこそのものなのですね!
わたしたちも ほしい
しろい やまゆり♪
<マリアさまのこころ> (写真:函館トラピスチヌ修道院 聖母マリア像2011.11)
昨年倉敷の大原美術館で鑑賞したエル・グレコの「受胎告知」や 数年前、上野の東京国立博物館で鑑賞したレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」の絵画まで思い出してしまいました。 マリア様のラピスラズリのマドンナブルーの衣と 天使ガブリエルが左手に持つ純潔を象徴する白百合・・・。興味を持った 別々の事柄に 様々な共通点を 思いがけず発見することの楽しさを感じます。
♪ マリアさまの こころ
それは 青空
わたしたちを つつむ
ひろい 青空 ♪
2011年9月 倉敷 大原美術館にて
倉敷美観地区。倉敷のお土産のおすすめは 橘香銅(きっこうどう)さんの むらすずめ♪
倉敷を以前訪れた時に遊びに行った チボリ公園は もうなくなっていましたが・・・好きな町の一つで 素晴らしい大原コレクションを収集した児島虎次郎の絵にもまた会いたい・・・。
児島虎次郎は 1922~1923年に名画収集のために3度目のフランス留学の行き返りに エジプトに立ち寄り エジプト文化に感銘を受け、骨董店などをめぐり、エジプト古代美術品を収集し、そのエジプト古美術は、現在、大原美術館の倉敷アイビースクエア内にある児島虎次郎記念館と、成羽町美術館に収蔵、展示されています。成羽町美術館はまだ訪れたことがありませんので いつか「登校」の絵にも会いに行きたいです。
2011年9月 倉敷アイビースクエアにて