下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

首の長い恐竜

2008-07-27 21:28:03 | 夢見るお年頃
千住方面(南側)から千住新橋を渡り始めると中程で10時の方向に首の長い恐竜のような大きなクレーンがいくつも見える。あれが「足立区議会だより」に載っていた三菱ウェルファーマ跡地開発の場所なんだろか?記事には大きな再開発のレギュラー「都市再生機構」さんの名前もありました。地域や区との協議や同意形成が図られないまま大規模小売り店舗併設計画が進められると地域の商業者は混乱し多大な影響を及ぼすとありました。商業者以上に多い地域住民の利便性を先の副将軍様の印籠のようにカザシて計画は突き進むのでしょうか…低迷が伝えれる都内マンション販売では魅力増強は必須なんでしょうね。買い物も便利な住環境とアピール出来ますが今は子供第一と聞いた事があります。安心できる産婦人科や小児科医院が住まいの近くに在ることこそ最大の魅力だそうです。
世界で最も住みやすい都市の調査で第一位の都市が発表されましたが猛烈に変化を続ける上海でも 世界のニューヨークでも 足立区の在る東京でもありませんでしたね。ワンストップで事足りる利便性が人々の心まで豊かにするとは限らない…
建築家であり教授にもなった安藤忠雄氏の初期の作品に京都の町家があったように記憶してますが便利なだけでなく数々の不便と思われる点もあったように思います。けれどその不便さ故に住まう人は屋外の空気や風、日差しや雨、雪といった自然を感じながら暮せる家であるように思っています。
ワンストップの大規模小売店舗が近くに出来る商店街の恐怖も
商品の一部にパン販売もあるコンビニ近くでパンだけを販売する
パン屋の恐怖も似ているかも知れませんが生き残り共生する為の術は
不便さの意義を考えると何かが見えてくるかも知れませんね。
施設開設後に地域がどうなっても痛くも痒くもない決定を下した人達と
死活問題と認識し大きなダメージを受けるであろう人達の違いは
とてつもなく大きいと考えています。

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